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伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

秋川高等学校4(特別編)…親父との確執

2013-05-22 23:04:23 | 東京都立秋川高等学校

ゆきたんくは一人っ子である。

親の期待も高かったのだろうなぁとは思う。

しかし、それに応えるだけの器量はなかったんだなあ。

洗濯屋の親父は厳しかった。

職人である。

白いものを指差して「俺が黒と言ったら黒なんだぞ!」

子ども心に職人というものを理解していなかったので、親父は頭が変になったんだ。とか思うこともあった。

よく、殴られたし、アイロンは投げるし、怖いこと怖いこと。

現代では考えられないだろうが、学校で体罰なんて受けたら大変。

親父「おい、お前、今日学校でしかられたんだって?」

   「何発ぶたれた?」

ゆきたんく「2発・・・」

というと×2の4発ぶたれるのである。

都合の悪いことは一切告げなかったね。

そして受験に関しては

「お前は公立しか受けさせない。」

「私立なんてとんでもない。」

「落ちたら働くんだな。」

と毎日のように言われていた。

「都立1本か・・・」

ところが、秋川を受けることが本決まりとなった夕飯時・・・

親父「おい、お前。私立を受けてみないか。」

ゆきたんく「・・・・(まじ)。」

親父「受けてもいいぞ。」

ゆきたんく「・・・・(冗談じゃないよなぁ)。」

親父「3校くらい受けるか?」

ゆきたんく「・・・・(ここで受けるなんて返事をしたら、「やっぱりおまえの本音はそこかとつっこまれるかもしれない」)」

親父「まぁ、受けろよ。」

ゆきたんく「考えさせて」

本当はラッキーと思っているのに格好をつけたゆきたんくである。

まじかな、いいのかな・・・

下手に返事できないなぁ・・・

今、親になって思うけれど、一人っ子を家から出すのは心配だったのだろう。

ただ、秋川を第一志望にしていなければ、私立の話はあったか分からない。

親だって馬鹿ではないだろうから、受ける公立の合格率については計算していただろうからね。

かくして、滑り止めを受ける特典も手にして心が緩みに緩んだゆきたんくであった。

→ 秋川高等学校受験前夜…武蔵引田 へ

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秋川高等学校3…秋川高校見学

2013-05-21 23:51:28 | 東京都立秋川高等学校

ゆきたんくの中学校からは、2人受験することとなった。

担任から「お前はおっちょこちょいだから、事前に見学して交通手段、そして駅から高校までの道を確認しておけ」と言われた。

そんなものやったことにしておけばいいと思っていたが、もう一人の受験生が、「今度の日曜に行こう。」というので仕方なしに行くことにした。

自宅のあったのが東京都品川区の大井町。

友達と下調べはした。

まず、大井町から京浜東北線で品川まで行く。

品川から山手線に乗り換えて新宿まで行く。

新宿から中央線で立川まで行く。

立川から青梅線で拝島まで。

拝島から武蔵五日市線で西秋留(にしあきる現秋川駅)まで。

そして西秋留から高校まで歩いて15分。

いやぁ、とんでもない所だなぁ。と思いつつ、親の手の届かない所だなぁと(笑)

まぁ、一人だったらさぼっていたよねぇ。

見学に行った当日のことで印象に残っているのは、とにかく大きく広いこと。

ただでさえ高等学校は小学校や中学校に比べたら大きいのに、秋川は校舎だけではなく寮もあったから大きかった。

一発で気に入った。

「ここしかない。」

勉強して合格するしかないと初めて欲を出したのである。

周囲に気を遣う機能に欠落した人間、「ゆきたんく」が気づかなかったことがある。

そこには、先輩たちがいるということを・・・

→ 特別編、「親父との確執」

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秋川高等学校2…受験の条件

2013-05-20 23:34:47 | 東京都立秋川高等学校

都立秋川高等学校。

帰国子女のために・・・

開校当初はそのような学校であったようだ。

帰国子女の親御さんは、それは優秀で、そのご子息ともなれば・・・

1自営業の親を持つゆきたんくは帰国子女をそのようにとらえていた・・・・・?

当時は子女の意味もよくわかっていなかった。

「子女って女だろ」みたいな(笑)

まあ、受験に初めて興味を持ったのが秋川高校だった訳だ。

そのファースト・インパクトは全寮制ではなく、目新しい校名だったこと、それだけだ。

なんせ「全寮制」の「寮」が読めなかったのだから・・・

読める字を拾ってみると、「親元を離れて」のような表現があったと思う。

「やりぃ!」 心の中で喜ぶゆきたんくである。

どうすれば入学できるのだろう。

馬鹿だねぇ。

入学の前に受験条件をクリアーすることだろうが。

その条件はいくつかあったが覚えていない。

自分にとって該当する条件はうろ覚えで覚えている。

それは「地域で学習する環境が整っていない」こと。

自宅の目の前が「おでんや」さんだった。

・毎夜、酔っ払いがおだをあげてうるさくてしょうがない。

・それが深夜まで続くのである。

という嘘(半分)をでっちあげて入学志願書にしたためたような気がする。

一番整っていなかったのは、学習に対する自分の心構えである(笑)

そうやって人のせいにして、入学資格をものにしたゆきたんくである(悪い奴)

「受験OK」ということで、受験勉強をするどころか入学してからの人生設計を立てることにした。

本当にお馬鹿な15の私である。

→ 次回「秋川高校見学」

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秋川高等学校1…三者面談

2013-05-19 23:12:57 | 東京都立秋川高等学校

いやぁ、秋川高等学校との出会いは突如やってきた。

中学3年生の夏前。

三者面談である。

親父は厳しかったが学校関係はすべて母親任せ。

それが良かったのだと思う。

東京都は学区郡制度が敷かれていた。

行きたい高等学校をピンポイントで選ぶことはできなかったのである。

まあ、成績は中ぐらいのところに入れればいいさと思っていた。

あの学校に行きたい、あの学校に行けたらなんて気持ちを持っていたわけではない。

三者面談も真剣なのは母親と担任教師だけ。

自分は言われたことに頷いていればいいさと・・・

当時品川区に住んでいたので、近くならいいなぁと・・・

目の前に高校入試の冊子があった。

ちょっとめくってみたその場所にあったのが、見たことも聞いたこともない校名だったのだ。


 


東京都立秋川高等学校校舎


東京都立秋川高等学校(全寮制)だったか・・・

ところで、中三のゆきたんく、寮の字が読めなかった。

初めて受験に対して興味が出た瞬間であった。

つづく

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お祝い

2013-04-20 23:32:15 | 東京都立秋川高等学校

昨日は中野の野方にある「焼酎バー くんちゃん」の9周年のお祝いに行ってきた。

酒も飲めない男が焼酎バーだってと思われるかもしれない。

くんちゃんというのは、ゆきたんくが3年間生活した全寮制高等学校、東京都立秋川高等学校の同期なのだ。

お祝いには、1期~28期に渡って卒業生がかけつけている。

3日間の9周年の営業で中日に行った訳である。



店主くんちゃん。芸人をしている後輩からのバルーンアートのお祝いにご満悦である。


 さて、ゆきたんくはもう一人いた同期とボトルを一本空けてしまって新たにボトルキープをした。



左から3本目。1本空にしてしまいましたぁ。


もう一本はカナダ・ドライである。


くんちゃん特製の上手い料理に舌鼓を打ちながら、一献、一献とグラスが空になる。

 秋川OBが3/4を占める店内で、常連のお客さんと話を弾ませながら、そして6/9に秋川高等学校跡地で行われるイベントについて真剣に話し込む一幕も・・・

さて、おまけ(失礼)

テレビでキンタローと絡んでいる峯岸みなみの物真似をされる八幡かおるさんがくんちゃんの常連だったのだ。

現在、忙しくしておられるようだけれどその合間を縫って行き着けの店にちゃんと顔を出されるのは素晴らしい。

一緒に写真を撮ってもらいました。



八幡さんとゆきたんく

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仲間と騒ぐ

2013-03-30 23:51:41 | 東京都立秋川高等学校

いやぁ、母校がなくなった(閉校)今、自分たちにとってのベースがあるというのはいいものだ。

今の時期、夜中に騒ぐしか時間がないのも、とちつらいが・・・

今日は野方で大騒ぎ。

焼酎ばぁ~ くんちゃんの店主は高校の同級生。



くんちゃん、ありがとう。


 同級生や秋川生の大騒ぎを許してくれる くんちゃん。

本当にありがたい。

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ミニ同窓会(改題しました。)

2013-02-05 23:48:44 | 東京都立秋川高等学校

さて、昨日は秋川高等学校同窓生の話をした。

今日は、ゆきたんくの在籍した12期の話だ。

12期はいろいろ集まりの悪い期でもあった。

取りまとめをする役の者が忙しいこともある。

仲間が「秋川高校OB会イースト東京支部会」という名前を用意してくれた。

12期の中には飲食業を営んでいる者もいる。

比較的あつまりやすい場所の同期に了解を得て、12期の親睦会を正式に立ち上げようというものだ。

まあ、最初は少しずつである。



場所は北千住。名前はまだ伏せておこう。


 人の縁とは不思議なもので、ここの店主はゆきたんくの高校一年生の最初に座った席の出席番号が一つ手前の奴だった。

 優しそうで、勉強もほどよくして・・・

 まさか30数年後の再開で、飲み屋の親父になっているとは思わなかった。

 そして、また良い仕事をするんだよな。

 焼き物の焼き加減なんて絶妙だ。

 レバーが嫌いな奴も、ここのレバーは旨い旨いと食べてしまうだろう。



旧交を暖めた、秋川高校12期の3人

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高校の仲間と

2013-02-02 23:42:44 | 東京都立秋川高等学校

今日は新橋で、年齢関係なく高校の先輩方との集まりがあった。

場所は新橋だ。



ラムのシャブシャブである。


 旨い物に舌鼓を打ちながら、情報交換を行う。

 親睦もさることながら、全寮制の高等学校で同じ釜の飯を喰うという経験を持ち合わせたものの集まり。 

 なかなかあることではない。

 ゆきたんくは12期生だが、その中の一人として誇りを持って参加する。

 1期生から12期生まで(学校は34期で閉校)が集まり、今後の同窓生をどう取り込むかの展望について話をする。

 まぁ、その時々によって、話す内容の割合は違ってくるが欠かしてはいけない集まりだ。

 事実、同窓生の中には毎年物故になられる方々出てきているからだ。

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秋川高等学校

2013-01-26 23:03:23 | 東京都立秋川高等学校

さて、今日は先輩達と飲み会である。

西荻窪の戎(えびす)と言う店で大盛り上がりである。

名物鰯コロッケを頬張りながら、話に花を咲かす。

52歳から64歳までの8人が、あーじゃない、こーじゃないとにぎやかである。

その時の模様をここに載せようと思ったのだが、

あいにくカメラを忘れた。

スマホで撮ってはいたのだが、PCのブルートゥースがよく働かなくて、写真取り込みができないのである。

今、wifiでスマホからドロップボックスに画像を送り、PCのgooブログの画像フォルダに移している。

アップロードができたら、再編集する。

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元気が出た!

2013-01-10 23:12:14 | 東京都立秋川高等学校

「同じ釜の飯」

という言葉を聞いたことがあるだろう。

ゆきたんくは高校時代にこれを経験することができた。

今はなき、東京都立秋川高等学校の卒業生だからだ。

1学年定員240名。全校生徒700人以上が同時に食堂で飯を食らう。

育ち盛りの高校生である。それはそれは・・・



700余人が飯を食らった食堂である。


 現在、母校は閉校し、校舎は解体されてしまった。

 1期生から34期生まで在籍した中で、つながりを持つのは難しいと思われていた。

 なんせ学区が全都である。

 東京都全体だ。ゆきたんくの代には父島から来ていた生徒もいた。

 昨年、1期生の先輩がフェイスブックで秋川高校のグループを作って下さった。

 それが縁で、現在親交を深めている集まりができた。

 1期生から25期までが顔を合わせることができるようになったのである。

 ゆきたんくにとって、神話でしかなかった1期生の先輩と話ができるなんて思ってもみなかった。

 そして集まった秋川高校OBで何をしたか。

 飯を食らったのである。

 やはり、「同じ釜の飯」の力は偉大である。

 ゆきたんくは胃大(笑)である。



ラム肉のしゃぶしゃぶ食べ放題である。(「金の目」銀座店)


 期を越えて集まり、語らいながら、飲みながら喰らう。

 体力が落ちて、気も落ち込んでいたゆきたんくも元気が出た。

 秋川高等学校万歳である。

 ちなみに、現在秋川高校のなごりとして残されているのはメタセコイア並木である。

 1期生の植樹によるものだ。



メタセコイア並木 綺麗でしょう。

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東京都立秋川高等学校

2012-11-30 23:22:02 | 東京都立秋川高等学校

かつて、存在した全日制の全寮制高等学校。

その忘年会が築地で行われた。

会場は卒業生の経営するレストランである。

1期生から34期生までで閉校にいたった母校であるが、現在のよりどころはFB(フェースブック)である。

1期生のITに強い先輩がネット上で呼びかけを行い、現在では250名を越えている。

時代を超越いして集まっている一つの軍団と言っても良い。

ゆきたんくは12期生、1期生となると神様のような存在である。

しかし、フランクな先輩方が多く楽しい時間を過ごすことができた。



卒業生の中には芸人もいる。


 レストランは貸切ではなく、一般客もいた。

 その一般客も巻き込んでの盛り上がり。

 店主が秋川高等学校出身でなかったら、ありえなかった。

 また、異様な盛り上がりの精神状態を理解してもらえるはずがない。

 今改めて思う。

 素晴らしい学校に在籍できたことを誇りに思う。

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都立秋川高等学校

2010-01-30 23:17:58 | 東京都立秋川高等学校

 不思議な学校である。

 今はもう存在しない。
 校舎も今年一杯でなくなるだろう。

 卒業して30年以上経つのに昔の仲間で集まると、その当時に戻ってしまうのだ。

 同期で香港在住の友人が日本に来た。
 中野の同期生の店で再会だ。

 もちろん、それ以外の同期もいる。

 同じ釜の飯を喰った3年間というのは大きな影響を残していることは自覚している。

 途中で学校を変わったやつもいる。

 でも、当たり前のような顔で当時に戻れる高校はあまりないだろう。

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東京都立秋川高等学校お別れ会

2009-06-28 23:57:21 | 東京都立秋川高等学校

今日は母校、東京都立秋川高等学校のお別れ会である。
 一枚目の写真は、校木「メタセコイア」の立ち並ぶメインストリートである。

  「我らが三歳(みとせ)の夢託す、秋川巡る玉成寮(ぎょくせいりょう)」が東京都から民間のものになり、更地にされてしまうというので1期から34期までに卒業生が集まるというものである。

  1000人近くの卒業生が集まった。 第1部から第3部まで、たっぷりと10時間以上。行き帰りの時間を含めると16時間騒いだことになる。

 同じ釜の飯を食った仲間、そして先輩や後輩、懐かしい友人に会うことができた。 ゆきたんくの人生の方向づけという分岐点にかかわった友人や恩師にも会うことができた。

  暇な高校生だったゆきたんくを陸上競技に出会わせたやつ、大学進学で悩んでいた時にゆきたんくにびったりな大学を紹介してくれたやつ。  そして「やるからできるんだ。」と自信をつけてくれた恩師。ゆきたんくの仲人でもある。

 体は疲れていたが、一生に一度のこと第2部はサマーランドの2階を貸切で宴会である。第一部では敷地内での飲食が×だったので、ここで出てきた食べ物のなくなることの早いこと・・・。

 秋川高生時代に、食事に2分もかからなかったことを思い出した。

 第3部は武蔵五日市線の秋川駅(旧西秋留駅)前の笑笑で12期会である。
同じ釜の飯を食った奴らとたっぷりと談笑だ。
ジンジャーエールのジョッキを何杯飲んだだろうか。

 実はこの時の友人が同じ市内に住んでいる。
 朝は一緒に出かけて、帰りも一緒である。

 ということで、私ら2人と仲の良い友人と中華やで食事である。

結局帰ってきたのが11時過ぎである。
しかし、まだまだ時間が足りないと感じた会であった。

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