極楽橋駅辺りをウロウロ

2021-12-04 17:38:56 | その他旅行き
というわけで電車の待ち時間がたっぷりとでき、極楽橋駅周りをじっくり写真撮影可能となった。
近くで目立つのは駅の名前の元になった極楽橋。
駅に到着したとき車窓から右手に見えた朱塗の橋だ。
これを見に行こう。
極楽橋とは反対側にある改札を出てUターン、ケーブルへの連絡橋の建物の下を潜る。
ここの駅も古くからあるようで、私好みの画が撮れる。



極楽橋に向かい小さな川の横をそぞろ歩く。
川向こうの木立はきれいに紅葉していた。
川の水面にモミジの葉っぱが浮かんでいる。



一旦極楽橋の下を潜り、取って返して川の側面の坂道を登ると極楽橋の袂に出るのだが、橋の下辺りで電車が出発する音が聞こえてきた。
急いで坂道を登るとちょうど「こうや」が出発していくところだった。
なんとかトンネルに消える間際にその勇姿を写す事ができた。



そこは駅を北から望むことができる場所だった。
すぐ右手には極楽橋があり、渡るとそのまま山の中に道が続いていた。
高野山参詣道であるようだ。
また軽く山歩きがしたくなったら歩いてみても良いかもしれない。



橋の上で被写体を探していたら、駅の方から何組かの観光客がこちらに歩いてきている。
我々の後のケーブルカーで降りてきて、我々と同じく電車待ちとなってしまったのだろう。
急に辺りが賑やかになった。



「こうや」が入っていったトンネルの上に出れそうな階段を連れが見つけたのでついて行ってみた。
櫛形ホームが正面から見えるかと期待したが、生い茂る木々が邪魔をして思うほどの見晴らしは得られず。
木立の隙間から線路が覗けただけだった。



ひと通り?見学を終えて、駅へと戻ることにした。
改札を入るとホームにはさっき到着した「こうや」と各駅停車が止まっていた。
「こうや」は朝に乗った30000系ではなく、顔が四角い31000系だった。
側面は同じデザインで顔だけ違う兄弟車。



各停の止まるホームへ行くが、まだ出発には時間あり。
ホームをあちこちウロウロする。
いよいよ撮るものがなくなって、電車に乗って出発時刻を待ったのだった。