高野山ケーブル

2021-12-02 06:34:24 | その他旅行き
極楽橋駅の高野山ケーブルのホームは、高野線のホームからすぐのところに直角に繋がってある。
我々の乗ってきた電車に接続する便が出発を待っていた。
大きな車体の二両連結の車両だった。
2019年に新造したばかりらしい。

<出発>


こないだ比叡山のケーブルカーに乗ったばかりなのに、また別のケーブルカーに乗る機会が作れてうれしい限り。
叡山ケーブルでは上を見上げて乗ったので、今度は下を見下ろして乗ることにした。
乗車定員が多いうえ、次の便を待ってホームに残る人もいて、車内はいっぱいというわけでもない程よい混み方。

<交換>


ここもゆるくカーブしている路線だった。
ケーブルカーは真っ直ぐ設置されるイメージがあるが、結構カーブしてるところがあるんだな。
気にしてなかっただけで昔乗ったケーブルカーでも曲がってたところがあったのかも。

<カーブと勾配標>


上から見下ろしていると線路の右側に勾配標が次々と現れる。
300台から500台へとどんどん数値が大きくなっていくので、上の方が傾斜が急な事が分かる。
最後まで数値は大きくなり続けてたから、山上側の駅が一番勾配がきついのだろう。
高野山駅に到着。
なるほど、ホームの階段がとても急だった。

<高野山駅>


駅前にバス乗り場があって高野山金剛峯寺方面に行くバスが出入りしていた。
我々はコーヒーを飲むのが目的で来てるので、フリー切符でこれるここまでで引き返す。
九度山駅で買ったおにぎりがあるので、ここでお昼を食べることにしていた。
見晴らしのいいところがあればなあと思っていたが、駅前広場は山に囲まれ見晴らしなし。

<おにぎり>


どこか座れるところはないかと駅前をウロウロしたが見つからず、ようやくバス停の端っこにベンチを見つけ、そこに座らせて貰って食べた。
おにぎりは連れと二人で二つづつ。
小振りなんで量的には少し物足りなかったが、味の方は抜群でとても美味しかった。

<下りホーム>


駅に戻り、次の便に乗った。
下りはがら空きでシートに座ることができた。
二両連結の二両目前側に座ったので、連結部が目の前。
階段になっていた。
うーん、こんな構造は初めて見た。
ケーブルカーならでは。

<連結部>


連れが上を指差すので天井を見ると絵が書いてあった。
行きは下を向いてたから気付かなかった。
なかなか洒落てますな。

<天井絵>


極楽橋駅に戻ってきた。
トイレを借りた後、乗ってきたケーブルカーが再び出発していくのを見送り、高野線のホームへ。
次の電車の時刻を見てみると、なんと50分も待たないといけなかった。
ありゃりゃ、それでケーブルカーは空いてたのか。
事前に各駅の時刻表をさらっと見た時は30分に一本程度は走っていそうだったので油断した。
しっかりチェックしとかないとね。

<再び上り行くN11-N21編成>