今週はO・TARO特集

2011-09-13 00:27:11 | その他旅行き
吹田にある万博記念公園で岡本太郎の特別展をやってるという事で、見に行って来ました。
その様子をご紹介。

特別展の名称は「岡本太郎 地底の太陽展」。
現在、万博公園に残されている太陽の塔には3つの顔があり、「黄金の顔」「太陽の顔」「黒い太陽」と呼ばれているそうな。
万博開催時はこの3つの顔の他に、「地底の太陽」という第4の顔が塔の地下に展示されていたそう。
万博終了後、寄贈された「地底の太陽」は今、行方不明らしい。
岡本太郎生誕100年を記念して、その実物大複製品が作られ、この特別展で公開される事になったようです。

万博公園にあるEXPO'70パビリオン内にボードで囲いが巡らされ、その内側を3つのエリアに仕切って展示物が配置されてました。
フラッシュを焚かなければ写真撮影OKです。
やあ、うれしい。
そうこなくっちゃ。

一つ目の部屋は岡本太郎のアトリエの様子を伝えるスペース。
岡本太郎の人形が迎えてくれます。


その他、作品のコピーや制作の様子が写真パネル展示されてます。

2つ目のエリアは、生命の樹の模型展示。
太陽の塔って中に入れたのですね。
塔の断面図があり、説明書きが…。
中央に生命の進化の道を表した生命の樹が設置され、エスカレーターでその周りを巡りながら上り、鑑賞したよう。
生命の樹には進化の過程を代表する動物達の模型が乗せられてました。
その部屋では当時使用されていた模型が数体展示されてました。
<クリプトクリドゥス>


3部屋目がメイン。
暗幕で囲われたスペースに「地底の太陽」がドーンと壁面を飾っていました。
暗闇の中、赤いライトやブラックライトが地底の妖しげな雰囲気を醸し出す演出。
土偶や仮面が並べられ、怖がる子供が結構いました。
<第4の顔>


特別展はそれで終了。
後から考えると、だいぶあっさりしてたなあと思う。
会期は2011年8月27日~10月10日。
入場料は大人500円 中学生以下無料。
万博公園への入園料(大人なら250円)が別途必要です。

EXPO'70パビリオンの常設展示込みの料金なので、まあ納得できる金額です。
岡本太郎の世界が好きな方なら楽しめるのでは。
私は写真が撮れたので楽しめました。

比較検討

2011-09-09 00:19:37 | Weblog
友人が、カメラを買い換えたいので何がいいか相談に乗ってくれと言う。
ハイハイ、いいですよ。
気軽に持ち出せる重さで、旅先で風景や人物を撮りたいとの事。
ミラーレス含めデジタル一眼は大きいし使いこなせない。
さりとて押せば写るお手軽なデジカメより、きれいに写せるのがいいとのたまう。
フムフム。
それだとハイエンドのコンパクトデジカメがターゲットになります。
私の注目分野でもあるので、一番見当がつき易い所。
三つほど候補を上げて、ネットでスペックを調べ、比較表なんぞ作ってみました。
私が編纂するので、当然比較項目は私の重視する機能になります。

自分が買い換え検討するのは気になる機種が出た場合。
なので比較検討はあまりしません。
だから自分が買うより詳細調査してるかも。

スペックだけだと使用感までは分からないので、ネットでユーザーレビュー記事というのを初めて読んでみました。
ふーん、参考になります。
カタログ数値からは分からない、各人のお気に入りと不満が思いっきり主観的に書かれてて、なかなか面白い。
興味深いのは、ある人には×な仕様が、誰でも×という訳でない事。
過去に使用していたカメラが基準だったり、使用目的が異なったりするので、当然と言えば当然。
それも補足情報として比較表に追記中です。

自分では買わないだろう機種を、他者の使用目的・視点で良し悪しを検討する。
なかなか楽しめました。
メーカーの得手不得手や製品作りの方向性なども知る事ができ、今後自分が買い換える時の参考にできそう。

お薦め候補3機種は、長所短所が入り交じり、平均するとどの製品も同程度の評価になります。
どれが選ばれるでしょうね。


秋がくる

2011-09-08 01:32:09 | Weblog
この3日ほど朝晩涼しくなりました。
今まで通りの寝方をしていたら、朝方寒くて目を覚ますように。
長袖、長ズボンの出番となりました。
朝から雲ひとつない空が広がり、今日も清々しい日になりそう、と通勤。
お昼に外に出ても、夕方食事に歩いても、空に雲が見当たらなかった。
ずっと雲は浮かばなかったのでしょうか。

自転車に乗って街行く人。
いいなあ。
サイクリングにいい季節がやって来ました。

あと1日残っている夏休み。
予定がまだ未定です。
先月まで考えていたのは、紅葉する初秋の山行。
しかし、時期的に9月後半以降でなければいけない。
すでに公私の用事がその辺りの日程を押さえていて、入り込む余地がない。
土日に無理にくっ付けず、近郊を自転車で走るのもいいかしらん。
思案のしどころだ。


私も時空を跳んだ?

2011-09-07 00:34:19 | 音楽&本&映画
金曜日、浮かれて買った「テルマエ・ロマエ」。
面白かった。
真面目なギャグ(なのか?)漫画です。

ほぼ一話完結の短編集。
古代ローマ時代の浴場建築技師が自身の仕事の難題にぶつかった時、何故か現代日本にタイムワープしてしまう。
毎話。
そこには彼の持つ難題に対し、非常に参考になる日本のお風呂文化が存在する。
その有り様を学び、ローマへ再びタイムワープして戻った後、記憶にある事物を再現し成功するという物語。

こう書くと、なんだその都合のいいお話しは、と思うが、ホントに都合のいいお話しなので仕方がありません。
いろんな漫画賞を受賞しているようなので、その面白さのありかを詳しく知りたい方は、沢山出ているだろう書評を読んでいただければと思います。
あ、いや、実物を読むのをお薦めします。

で、物語は物語で面白いのですが、私にはそれにプラスして嬉しかった事がありました。
お風呂の話なので、温泉が舞台となる回もあります。
温泉街の描写があり、物語に惹き込まれ、私も実際に温泉地を歩いている気分になれたのです。
最後に温泉街を歩いたのはいつだったろう。
旅には出るものの、しばらく旅先で温泉に入ってなかったな…。

テレビなんかで旅番組の温泉特集なんか見ても、旅しているような気分にはそうそうならないのですが、今回はどうした事でしょう。
ストーリーとは直接関係しない背景の一コマに、歩いた事のある温泉の町を重ねてました。
その上、その時のほやっとした湯上りの感覚、温泉の街の平和な空気感も一緒に甦ってきました。
作者の温泉に対する愛情というか、大好きな場所を大切に描きたいという姿勢に共感してしまったのかもしれません。
期せずして温泉旅行に行ったような、リラックスした心持ちになれたお休みでした。

台風さまさま

2011-09-02 21:46:28 | Weblog
先に謝っておきます。
被害に遭われる方もいらっしゃると思いますが、不謹慎ですみません。



また台風が来た。
総務は定時退社を指示してきた。
喜んで。
なんだか突然休暇を与えられたようです。

定時になり外へ出ると雨は降っておらず、ビルの隙間から覗く薄明るい空に灰色の雲が走っている。
牛丼屋の店先の幟が片付けられ、旗を差す土台だけ残され並んでいる。
歩道上に駐輪した自転車は、風に蹴飛ばされ転んでる。
雨が降らなければ多少風が強い方が涼しくていい。

帰宅する人で賑わう地下街。
お店がまだ閉店していない。
おぉ。
いつもの帰り道が、非日常です。
気分がハイになって来ました。

そんな状態で本屋に入ったので、買おうか買うまいか迷っていた単行本を購入してしまった。
テルマエ・ロマエ。
帰って楽しもう。

いつも閉店間際に買い物するスーパーは大混雑。
レジの順番待ちがそこで過去経験した事のない長さだった。
今日は惣菜が夕食。
2パックの値段が、定食屋の一食分より高い。
でも全然気にならな~い。

浮かれた気分のまま、ワインも買ってしまった。
ロワールである。
白しかないイメージがあったが、赤があった。
ああ散財。



ただいまお楽しみ中。
じゃ。




背後の空間

2011-09-01 01:27:00 | Weblog
いつの間にか定食屋さんのテレビが最新のモノに換わっていました。
そういえば完全デジタル放送化されたのでした。
それでだ、きっと。

デジタル放送開始時は、完全デジタル放送化なんてずいぶん先の話だなと思っていましたが。
それが実施されてずいぶん経つんですね。
月日の経つのは早いもので。
先に見ていたイベントが、過去のモノとなっているのに気付くと、そう思います。

おっと、そんな事ではなくて、定食屋さんのテレビに話をもどしますと。
そこのテレビは店の片隅、天井近くの吊り棚に乗せられていました。
吊り棚は二本のステーが天井から伸び、壁から生える底板を引っ張り上げ、14型か、も少し小さいテレビの立方体がちょうど納まる寸法です。

交換前のテレビは長く使われてきたようで、ひどい状態。
何が映っているのか全く分からず、音だけ提供して店内を賑わせていました。
そんなだったので、全然注視していなかったのですが、先日ふと見上げるとテレビが換わっていたのです。
前のテレビはどう見てもアナログ放送にしか対応してなさそうだったので、買い換えられちゃったんですね。

で、新しいテレビは同じ画面サイズですが、今時の薄型です。
吊り棚の最前面に設置されて、棚に壁ができたよう。
テレビの後ろには今や存在意義がなくなった無意味な空間がぽっかり空いています。
いいんですけど、なんとかしようよと思える空間になってます。
…いや、いいんですけど。

きっとこのテレビも多少具合が悪くなっても、使われ続けるのでしょうね。
吊り棚と共に。
将来、今のテレビの形しか知らない子供が大きくなってこの定食屋に来たら、その吊り棚の形状は絶対不思議に思いますよね。
どんな必然性をそこに見つけるのでしょうか。