明日が一番遠い時間

2021-04-15 06:25:26 | Weblog
つつじが咲き始めた。
桜が早々に終わって、早い春の訪れの後、このまま暑くなっていくのかと思ったが、気温上昇は少し足踏み。
春の気候が長く感ぜられてうれしい。
日中は薄着で外を歩いても、もう風邪をひく心配がない。
夜は少し冷えるが寒さまでは感じず、会社の帰り道の空気が心地良い。



駅前を離れ、暗い住宅街に入ると、児童公園に落ちる街灯の光の具合が面白く、そんな光景を見つけるとカメラを持って夜の散歩をしたくなる。
しかし、帰って寛ぐと、仕事帰りだろうが遊び帰りだろうが、もう外に出る気にならない。
散歩する考えは何処かに飛んで、頭は食べることと飲むことと寝ることで占められる。
これではいい絵はモノにできないね。



だから夜の散歩は会社帰りの時間だけだ。
でも会社帰りの時間だからこそ夜の散歩は魅力的なんだろう。
拘束を解かれた後の自由時間。
課題を残して仕事を終えても、とりあえずは誰にも邪魔されない個人の時間。
平日の一日で一番自由を感じる。
仕事をやりきって帰る日はさらに心は軽い。
見慣れた夜の景色が違って見えても、さして不思議ではない。