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雪だよ雪

2019-02-21 06:30:34 |  2018-2019瀬戸内逍遥
八栗ケーブル山上駅から八栗寺に参拝せんと外に出ると、鳥居が迎えてくれる。
その時は不思議に思わなかったが、そういえばここはお寺だった。
こちらのご本尊は聖観音だが、併せて歓喜天も祀られているからだそうだ。



まずは本坊と御成門を見学。
庭に積もった雪に足跡はなく、中に入ることなく山門から覗くに留めた。
うーん、きれい。
普段とは全く異なるのであろう情景が、私の中の八栗寺のイメージとなった。



本坊から本堂への道しるべに従い歩く。
参道途中にあった境内案内図を見て驚いた。
八栗寺は山中にあるのにとても広い境内を持つお寺だった。
ポツンと本堂だけあるのかと想像していたが、谷を囲んでぐるり大きな建物が並んでいた。



参道の横は石の壁で重厚感ある眺め。
ことでんの八栗駅からケーブルの駅までの間に石屋さんがいっぱいあった。
庵治石の産地だからここの境内も同質の岩体でできているのかもしれない。
狛犬に見張られ鳥居を再びくぐると、本堂と聖天堂が並び建つ中心部に到着。
お参りした。



本堂の後ろにある五剣山はあいにくの雲に隠れてしまっていた。
面白い形の山らしい。
あれ?こんなところに手水舎がある。
その向こうに大きな門もある。
ここまで来て気づいたが、参道を逆行してるじゃないか。
ケーブル駅からなにも考えずに来ると、裏手から入ることになるんだ。



ケーブルカーに乗らずに歩いて登って来ると、きちんと門から入ってお参りできるんだな。
ケーブル駅からでも途中で境内を出て、ぐるっと回ってこちらに来れるのだが、知ってないとその道で来るのは無理だな。
そのぐるっと回る谷の道を通り、ケーブル駅へ戻った。