曽爾村(後編)

2011-05-08 12:01:38 | その他旅行き
GW終了も秒読み開始ですね。
今年のGWの旅行きは3日から6日まで4日間、お天気に恵まれた中、楽しんで来ました。
やっぱり、あっという間に終わってしまいました。
面白かったので文句などありはしないのですが・・。
その報告は後日行うとして、今日は前回の続き、屏風岩公苑の桜のお話をします。

到着した駐車場は公苑のすぐ横にあるので、満開の白い桜の花と屏風岩の端っこが早くも一緒に視界に入り感激です。
草の生えた駐車場の脇に自転車を止めさせてもらい、汗をぬぐいつつ、しばし眺めを楽しみました。
公苑の中へと入っていくと(無料)、おお、咲いてる咲いてる。
西から差す午後の日の光が輝かせるヤマザクラ。
ヤマザクラは花と一緒に小豆色の葉っぱも出すので、渋い色合いです。
満開を少し過ぎ、風で度々花びらが飛んでいきます。

お昼を過ぎているので、取りあえず腹ごしらえ。
眺めのいい場所に腰を下ろし、花を愛でつつおにぎりを頬張りました。
公苑奥の広場では、地元の方々が集まってなにやらやっています。
インターネットで調べたとき書いてあった、早高神社の会式のようです。
ビンゴゲームでは無いようですが、名前が呼ばれて景品を配っているようです。
人で一杯なのかと思いましたが、全然そんなことはなく、先日の和歌山の根来寺に比べれば、ガラガラと言ってもいい人口密度。
食事するお隣さんの一番近い所で10mは離れて座れます。
これくらいがいいなぁ。

屏風岩公苑は標高も高く、桜の咲く季節な訳で、汗が退いたら寒くなってきました。
動かねば。
写真を撮りに公苑内をぐるりと一周。
他にもでっかい一眼レフを持ったおじさんやデジイチ女子が、人気のポイントや独自の被写体を見つけて撮影に努めてました。
公苑は屏風岩の垂直の断崖下の急斜面に、ヤマザクラやその他落葉広葉樹の若木が生え、さらにその下に平らな草地が広がる所。
その草地にヤマザクラを主体に結構な樹高の桜の木々が立ってます。
人気のポイントはその桜の木の向こうに屏風岩を捉える事のできる場所。
みんな上方を見てますね。


そこからはこんな眺めが・・。


さて、名残惜しいですがそろそろ帰らねば。
自転車に跨がり、出発。
帰りは行きの道とは違う曽爾小学校の左側に出る、前回来た時に使った道を下りました。
こちらの勾配は行きの道とは比較にならないきつさです。
しかも道が荒れているので、ブレーキを掛けると飛んでいきそうで怖い。
なんとか下り、ちょっと寄り道。
曽爾小学校まで降りきる手前に不退寺というお寺があり、そこに三色のしだれ桃の花が咲いていると言うことで、どんなか寄ってみることにしてみました。

行ってみると、ありました。
とても立派なしだれ桃。
前後(左右?)非対称に広がる傘状の枝振りや、枝にひしめき咲く花の付き方が見事です。
屏風岩公苑に桜が咲く頃お越しの際は、是非ここにも寄ってみることをお勧めします。
ちょっと脇道に入らねばならないのと、入り口が民家の庭みたいなので ですが、奥を覗くと鮮やかな紅白の花が見えるので分かると思います。


曽爾高原ファームガーデンまでは帰りも1時間半。
ここには曽爾高原温泉 お亀の湯があり、汗を流すことができます。
アルカリ性の美人の湯ですので、女性の方も是非どうぞ。
ではでは。