私の体の生理化学

2010-08-24 22:27:22 | お酒
夏はやはり渇かせた喉に、冷たいアルコール飲料ですよね。
汗をかいたグラスでやる一杯目の旨いこと。
そのアルコールですが体内で分解吸収するには水が使われるそうで。
この間の土日、その事を改めて実感する出来事がありました。



テニス後、温泉銭湯で汗を流し、喉を渇かせ夕食に望む。
久しぶりに氷でキンキンに冷やしたチューハイ。
一息目、グビグビグビ。
クワー、喉にしみるし歯にもしみる。
二息目、グビグビ。
ほんの少し人心地。
食べ物にも手を付けますが、喉の渇きは収まらない。
グビグビグビ、グビグビグビ。
うー、飲み物でお腹いっぱい。
喉が渇いた状態は体内の水分が何%か失われてしまった状態で、水分摂取してもすぐには行き渡らないらしい。
熱中症予防に小まめな水分補給が求められるのはその為ですね。
ゆっくり摂る食事が終わる頃、ようやく渇きも収まり、眠りに就きました。

最近暑くてもまずまず眠れていたのに、その晩は珍しく夜中にはっきり目が覚めました。
…喉が渇いた。
そのまま寝続けようとしても、寝ていられない渇き。
仕方なく起きだして水を飲む。

普段とそんなにアルコール摂取量は変わらないのに、何が違ったのだろう。
久しぶりのチューハイが体に合わなかったのだろうか。
で、日曜はいつも飲んでるビールに戻しました。
しかしその晩も同じく目が覚めるに至り、ようやく気付きました。
飲み始めた時の体内水分量が普段より圧倒的に少なかったからなんだ。きっと。
寝汗をかいて寝るような熱帯夜は、ただでさえ水分不足。
水分95%のビールが喉の渇きを収めてくれましたが、5%のアルコール分の分解と寝汗にすっかり使われてしまったよう。

夜中に目が覚めるのは大嫌い。
熱帯夜の夜は喉の渇きはほどほどに抑えて、ビールを楽しむことにします。