女神様にご挨拶

2010-01-05 22:25:27 | その他旅行き
 あけましておめでとうございます。
   本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始はいつものごとく三重に帰省しておりました。
今年はとても寒い年の初めと聞いていたので、屋外で遊ぶツールは特に持って帰らず。
太らないよう体を動かす方法は、歩くことしか無い正月休みとなってしまった。
なわけで、お正月に歩いて楽しむ?行事、初詣に行って来ましたのでそのお話をしたいと思います。


初詣は毎年家族で伊勢神宮は内宮さんへ行きます。
いつもなら、人ごみを避けて車道のある裏手?の道を使い、すたすたと歩いて行くのですが、今年はこの記事で紹介するためお願いして、食べ物屋、土産物屋の並ぶ通りを歩くことにしました。
久しぶりに通りましたが、やはり凄い人出です。
早くも参道を歩いている気分。
子供の頃来たときは、的屋の出店がずっと連なっていたのですが、今は入口付近だけで、奥の方は洒落た店構えの地の商店が軒を並べ、古い町並みの雰囲気を出しています。
ずいぶんと変わったものです。





進むほどに人の密度が増し、もう進めない!って位になる頃、宇治橋手前の広場に放たれました。
ホッと一息。
宇治橋を渡り、神域へ。
式年遷宮を数年後に控え、昨年末、先に掛け替えられた宇治橋は白々として欄干の手触りもすべすべ。





参道の砂利をさくさくと踏んで歩きます。
右手に庭園を見、歩く。
左手に三重県産清酒奉納棚を見、歩く。
右手にお札の返納所を見、歩く。
おっとっと、持参した交通安全御守に、一年間お守りいただいたお礼をしてお返ししました。




五十鈴川の御手洗場で手と口を清める。





正宮への参道途中、右手にある別宮、風日祈宮への道を望む。





そうこうする内に、歩みが止まる。
正宮手前100M位の所から、参拝者で道は埋まり、ぜんぜん進まなくなります。
思い出したように数歩進んでは止まる、
  数歩進んでは止まる、
    を繰り返します。
人ごみと待ち行列は嫌いですが、毎年この混雑だけは年初の風物詩として受け入れてしまう。

いつもならため息をつきながらとろとろと歩くだけですが、今回は暇潰しの強力な見方、カメラがあります。
頭上に差し上げ、前を埋め揺れる後頭部の波を撮ったり、参道脇に立つ巨木を撮ったり、待ち時間はあまり気にならず過ぎて行きました。




正宮下の階段を埋める人





結局、渋滞が始まった場所から一時間かかって正宮前に到着。
ふぅ~。


二礼二拍手一礼。
・・・・・。


ようやくお参りできました。
めでたしめでたし。

社殿の裏を通り、帰途につきます。
神楽殿隣のお札受所で今年の交通安全御守を入手。
休憩舎を過ぎるとその裏手にお正月限定で甘酒をふるまうテントがあります。
毎年家族みんなで飲んでいきます。
昨今の世情から「甘酒はアルコールを含んでいません。」の大きな看板がわざわざ立ててある。
甘酒って酒じゃないのか?
じゃあなんで甘"酒"って名前なんだろ。
疑問に思いつつ紙コップに注いでもらい、裏手の庭で湯気立つ甘いお酒?を飲んで暖まりました。





宇治橋を再度渡って、今度は人ごみを避け、五十鈴川の畔を駐車場まで歩く。
思ったより寒くなくて、楽しめた初詣でした。




うーん、新春特大号になってしまった。