「普茶料理」と呼ばれる中国風の精進料理があるそうです。
その特徴を見ると、台湾で行った精進料理を思い出します。
普茶料理
精進料理好きの私としては、ぜひぜひ食べてみたいと思ってしまいます!
東京にも「普茶料理」のお店があるようなので
機会があれば行ってみたいと思います!
参考までに(O-CHA-NETさまより)
普茶料理は江戸時代の初期、日本にもたらされた中国風の精進料理です。この料理は、京都宇治に黄蘗(おうばく)山万福寺を開山した隠元禅師が招来したといわれています。当時は、長崎や宇治の禅寺を中心に食され、「黄蘗料理」とも呼ばれていました。
普茶料理の主な特徴を二つあげると、第一に多量の植物油と葛(くず)を使うことです。油が上手に使ってあるため、日本の精進料理のように淡白な味ではなく、現代人にも好まれるような精進料理といえます。第二の特徴は、四人が一つの長方形の卓に向かい合って座り食事をすることです。
当時の日本の食事は、多くの場合、各自に膳が配られるのが普通でした。そのため、この様な食事スタイルは、現代のものと共通する面があります。
献立は、本来黄蘗山などでは、二汁六菜を基本とします。料理の前には、まず煎茶が出されます。そして小皿または丼に盛られる小菜類、大皿に盛られる大菜類が順に運ばれ、それを銘々が取り皿に取り回して食事は進んで行きます。
料理には、有名な麻腐(まふ:胡麻豆腐)をはじめ、雲片(うんぺん:油で炒めた野菜の葛煮)、笋羮(しゅんかん:野菜の炊き合わせ)などがあります。これらの料理は、野菜を中心としたもので、季節の素材が使われます。