1月20日(土)、雨。
シトシト雨が降っています。
北の国では、100倍も200倍もつらい雨だと思います。
さて、今日も「本」の整理を続けています。
その一つが誤字の修正作業。
既にお送りした本は、お手数でも皆さんにお願いしているのですが、
慣れないこと故、手間取っている方もいらっしゃると思いますので、
その手順を、解説しておきます。
1,まず、お送りしている「修正ラベル」ですが、必要なところを、
切り出してください。
使うのは、正誤表の下半分、それと最後の部分です。
それぞれの行は縦に切り込みを入れて、短冊形にしておきます。
2,このあとさらに使う文字のところを頭に、文字ギリギリにカットします。
この映像では、例えば「奥」の頭は空間がありすぎなので、これより
ギリギリにカットします。(ここは重要)
3、一方、最後の「大将棋」などの部分は、全体を一つのブロックとして
使うこともできますが、修正は「大(太)将棋」と「大将棋」の部分
の入れ替えなので、その部分のみ切り出して貼り替える方法があり、
私は後者にて修正しています。
4、次に短冊状にした部分を、間違っているところに張り付けるのですが、
その直前に、裏面にノリを少し付けておきます。
ノリは、普通の糊で良いかと思いますが、私の場合は手が汚れにくい
「ステック糊」を使っています。
そしてその後、文字の下の部分をギリギリに切るのですが、この時
最後まで切らずに、0.3ミリほどを残しておきます。(これも重要)
映像では切残しが多いように見えますが、実際は切り離す寸前です。
あるいは、完全い切り離してしまうのが、どなたでも後々、問題なく
ゆくかと思います。
5、これを、修正するところへピッタリおいて、優しく張り付けるわけです。
映像は、55ページの「星」を「奥」に貼り直したところです。
でもピッタリとはいかずに、上下、左右、あるいは傾いたりするので、
それはノリが乾かないうちに、尖らせた竹の棒などで位置を修正します。
6、次の映像は258ページの表、「大将棋」と「大(太)将棋」の入れ替
えの部分です。
その文字の部分のみ、貼り替えているところです。
以上、修正は10箇所ほどで全部終えるのに15分くらいかかると思います。
ご面倒で申し訳ないのですが、何卒、お願い申し上げます。
重量がありますし、内容が充実しています。
この内容で、この値段は安いと思います。何部の発行ですか?
部数にもよりますが、経費はすごくかかっているように思います。
本ですが、全部掃けると、赤字にはなりません。
でも、どれぐらいで全部掃けるかです。
それまでは、経費の持ち出しです。
前回の2700部は、およそ10年で手持ちがほとんどはけました。
今回は、どうなるかです。