熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

大阪日日新聞の記事

2013-04-12 05:01:30 | 写真
4月12日(金)、晴れ。

昨日は、チョッと寒い風。
その強風の中で「水無瀬兼成写」盛り上げ前の研ぎ出し研磨。
それに、北海道のYさんにお見せする木地3組の成型研磨などで1日が経過。

大阪商業大学・商業史博物館の岡村さんから、新聞記事が届きましたので転載しておきます。
先だって、電話でお話したことの記事です。
記事中の写真は「株札」。
大きさは15.5センチx12.5センチ。
取引の免許状みたいなものなのでしょう。
このくらいなら失くすことは無いし携帯に便利。

材は檜でしょうか。
良く見ると、両サイドはやや斜め。
普通に鉋で削ると、駒型に。
これが自然な形ですね。

ところで、文中の紹介に「職人」とあるのは、小生自身やや違和感が。
時たま、「どういう肩書きにしますか」と聞かれることがあります。
その度に、何がふさわしいかを考えますが、これぞ!という肩書きを思いつきません。

それで「駒づくり、ではどうですか」ということはあります。
モノを作る人だから工人の前に駒を付けて「駒工人」と言うこともあります。
「駒師」とか「職人」という言葉は小生には似合わない。
それで、自分から名乗る事はなかったし、今後も無いと思います。
念のために職人を国語辞典を引くと「①手で器物や器具を作る人。②職工、労働者」とあります。

確かにモノを作っているし、駒づくりを生業にしています。手を使ってモノを作る労働者でもあります。
しかし、それだけでは無いという思いもあります。
上手く自分の思いを述べることはできませんが、「駒師」とか「職人」という呼び方は好みません。
どうやらチョッとしたマイナスの偏見があるのですね。

コメント (4)
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駒の写真集

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