万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0826 うち靡く0755

2012年12月25日 | 万葉短歌

2012-1225-man0826
万葉短歌0826 うち靡く0755

うち靡く 春の柳と 我がやどの
梅の花とを いかにか分かむ  史氏大原

0755     万葉短歌0826 ShuC095 2012-1225-man0826

うちなびく はるのやなぎと わがやどの
  うめのはなとを いかにかわかむ
史氏大原(しじの おほはら)=原文では、「大典史氏大原」。読下しでは、「大典(だいてん) 史氏大原」。「大典 大宰府の文書を掌る官。少監に次ぐ四等官の上席。正七位上相当。定員二名。」「未詳。<史氏>は史部(ふひとべ)か。」
【編者注】「梅花歌卅二 并序」の第十二首。
【訓注】[真名仮名全対応]春の柳(はるのやなぎ=波流能也奈宜)。我がやど(わがやど=和我夜度)。梅の花(うめのはな=烏梅能波奈)。



最新の画像もっと見る