万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0810 いかにあらむ0740

2012年12月10日 | 万葉短歌

2012-1210-man0810
万葉短歌0810 いかにあらむ0740

いかにあらむ 日の時にかも 声知らむ
人の膝の上 我が枕かむ  大伴旅人

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いかにあらむ ひのときにかも こえ知らむ
  ひとのひざのへ わがまくらかむ
大伴旅人(おほともの たびと)=謹状(序文)原文では「大伴淡等」(たびと)。第316歌参照。
【編者注】「大伴淡等 謹状」で始まる序文は漢文。形式的には、「琴娘子(ことをとめ)」の詩詠(0810)に「僕(われ=旅人)」が報(こた)える、という歌群。
【訓注】[真名仮名全対応]いかにあらむ(伊可尓安良武)。日(ひ)。時(とき=等伎)。声(こえ=許恵)。人(ひと=比等)。膝(ひざ=比射)。我が(わが=和我)。枕(まくら=麻久良)。



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