万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3955 ぬばたまの3679

2021年05月09日 | 万葉短歌

2021-0509-man3955
万葉短歌3955 ぬばたまの3679

ぬばたまの 夜は更けぬらし 玉櫛笥
二上山に 月かたぶきぬ  土師道良

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□ぬばたまの よはふけぬらし たまくしげ
  ふたがみやまに つきかたぶきぬ
○土師道良(はにしの みちよし)=「伝未詳。・・・宴の幹事役でもあったか」。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第66首。家持越中守着任祝宴歌十三首の第13首。左注に、「右一首史生(ししゃう)土師宿祢(すくね)道良」。
【訓注】ぬばたまの(奴婆多麻乃)。二上山(ふたがみやま=敷多我美夜麻)[「高岡市北方の山。国府の西四キロ。頂が二峰に分かれる」。02-0165二上山、07-1098二上山、など9か所]。史生(ししゃう)[「国司に所属する記録係。上国は定員三名」]。月かたぶきぬ(つきかたぶきぬ=月加多夫伎奴)。



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