万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1897 春されば1731

2015年10月11日 | 万葉短歌

2015-1011-man1897
万葉短歌1897 春されば1731

春されば もずの草ぐき 見えずとも
我れは見やらむ 君があたりをば  

1731     万葉短歌1897 ShuE324 2015-1011-man1897

はるされば もずのくさぐき みえずとも
 あれはみやらむ きみがあたりをば
=未詳。
【編者注】題詞は「寄鳥」2首(1897~1898)、その第1首。「春相聞(10-1890~1937、四十七首)」の第8首。女歌。
【訓注】春されば(はるされば=春之在者)。もずの草ぐき(もずのくさぐき=伯労鳥之草具吉)[10-2167百舌鳥。「もず」は2例だけ]。我れは(あれは=吾者)。



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