万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3995 玉桙の3711

2021年06月11日 | 万葉短歌

2021-0611-man3995
万葉短歌3995 玉桙の3711

玉桙の 道に出で立ち 別れなば
見ぬ日さまねみ 恋しけむかも  大伴家持

3711     万葉短歌3995 ShuI277 2021-0611-man3995

□たまほこの みちにいでたち わかれなば
  みぬひさまねみ こひしけむかも
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第106首。題詞(要旨)に、四月二十六日、大伴池主館(たち)で大伴家持を餞(せん)する宴(うたげ)の歌、并(あはせて)古歌四首(仮に略して四月二十六日大伴家持餞宴古歌四首)。その第1首。左注に、「右一首大伴宿祢家持作之」。脚注に、「一云 不見日久弥 恋之家牟加母」。
【訓注】玉桙(たまほこ=多麻保許)。さまねみ(佐麻祢美)[「一面に行き渡っているさま・・・」。ほかに、01-0082情佐麻祢之(こころさまねし)、04-0653不見日数多(みぬひさまねく)、18-4116(長歌美奴日佐末祢美(みぬひさまねみ)]。恋しけむかも(こひしけむかも=孤悲思家武可母)。



最新の画像もっと見る