万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3462 あしひきの3207

2019年12月27日 | 万葉短歌

2019-1227-man3462
万葉短歌3462 あしひきの3207

あしひきの 山沢人の 一沢に
まなと言ふ子が あやに愛しさ  ○

3207     万葉短歌3462 ShuG433 2019-1227-man3462

□あしひきの やまさはびとの ひとさはに
  まなといふこが あやにかなしさ
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第8首。男。
【訓注】あしひきの(安志比奇乃)。一沢に(ひとさはに=比登佐波尓)[「沢中で」]。まな(麻奈)[愛子(まなご)の<まな>(通説)ではなく、禁止・制止の意、と依拠本に詳注]。あやに愛しさ(あやにかなしさ=安夜尓可奈思佐)[下記注]。
【編者注-あやにかなし】巻14(東歌)に出現するのは、次の5か所。3408安夜尓可奈思母(あやにかなしも)、3462安夜尓可奈思佐(あやにかなしさ)、3465安夜尓可奈之伎(あやにかなしき)、3479安夜尓可奈之毛(あやにかなしも)、3537安夜尓可奈思母(あやにかなしも)。



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