万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3311 こもりくの3073

2019年08月13日 | 万葉短歌

2019-0813-man3311
万葉短歌3311 こもりくの3073

こもりくの 泊瀬小国に 妻しあれば
石は踏めども なほし来にけり  〇

3073     万葉短歌3311 ShuG189 2019-0813-man3311

こもりくの はつせをくにに つましあれば
  いしはふめども なほしきにけり
〇=出典未詳。
【編者注】問答(3305-3322、18首)の第7首。男。3311番歌(長歌)への反歌。
【訓注】こもりくの(隠来乃)。泊瀬小国(はつせをくに)[下記注]。妻しあれば(つましあれば=妻有者)。
【依拠本注-泊瀬】「泊瀬」は大和の一部だが、特別な聖地として、吉野・春日(かすが)・難波とともに、「国」と呼ばれた。



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