万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3862 志賀の山3595

2021年02月05日 | 万葉短歌

2021-0205-man3862
万葉短歌3862 志賀の山3595

志賀の山 いたくな伐りそ 荒雄らが
よすかの山と 見つつ偲はむ  ○

3595     万葉短歌3862 ShuH544 2021-0205-man3862

□しかのやま いたくなきりそ あらをらが
  よすかのやまと みつつしのはむ
○=作者未詳。志賀白水郎荒雄妻。
【編者注】第3部(3855-3889、三十五首)の第8首。荒雄遭難歌十首の第3首。女。
【訓注】志賀の山(しかのやま=志賀乃山)[「沖の方から志賀島に入港するのに目標になった山か」]。よすか(余須可)[「<寄(よ)す処(か)>で、思い出のきっかけとなるもの」。他に2か所、03-0482(長歌)因鹿、-0843因香]。