万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3700 あしひきの3437

2020年08月27日 | 万葉短歌

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万葉短歌3700 あしひきの3437

あしひきの 山下光る 黄葉の
散りの乱ひは 今日にもあるかも  阿倍継麻呂

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□あしひきの やましたひかる もみちばの
  ちりのまがひは けふにもあるかも
〇阿倍継麻呂(あへの つぎまろ)=第3656歌参照。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第123首。「竹敷浦(たかしきのうら)舶泊之時各(おのもおのも)陳心緒(しんしょをのべて)作歌十八首」の第1首。男。左注に、「右一首大使」。
【訓注】あしひきの(安之比奇能)。黄葉(もみちば=毛美知葉)。散りの乱ひ(ちりのまがひ=知里能麻河比)。竹敷浦(たかしきのうら)[現在の長崎県対馬市美津島町竹敷(みつしままち たけしき)]。