万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3693 黄葉の3431

2020年08月21日 | 万葉短歌

2020-0821-man3693
万葉短歌3693 黄葉の3431

黄葉の 散りなむ山に 宿りぬる
君を待つらむ 人し悲しも  葛井連子老

3431     万葉短歌3693 ShuH203 2020-0821-man3693

□もみちばの ちりなむやまに やどりぬる
  きみをまつらむ ひとしかなしも
〇葛井連子老(ふぢゐの むらじこおゆ)=前歌参照。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第116首。雪連宅満への第二挽歌群の「反歌二首」の第2。男。左注に、「右三首葛井連子老作挽歌」。
【原文】15-3593  毛美知葉能 知里奈牟山尓 夜杼里奴流 君乎麻都良牟 比等之可奈之母  葛井連子老