2012-0916-man0721
万葉短歌0721 あしひきの0656
あしひきの 山にし居れば 風流なみ
我がするわざを とがめたまふな 大伴坂上郎女
0656 万葉短歌0721 ShuB637 2012-0916-man0721
□あしひきの やまにしをれば みやびなみ
わがするわざを とがめたまふな
○大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=第380歌(初出)など84首参照。
【編者注】題詞原文は、「献天皇歌一首」。脚注に、大伴坂上郎女が佐保の宅で作る、と。「天皇」は聖武。
【訓注】あしひきの(足引乃)。風流(みやび)。我が(わが=吾)。わざ(和射)。とがめ(害目)。