万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0521 庭に立つ0461

2012年03月01日 | 万葉短歌

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万葉短歌0521 庭に立つ0461

庭に立つ 麻手刈り干し 布曝す
東女を 忘れたまふな  常陸娘子

0461     万葉短歌0521 ShuB427 2012-0301-man0521

□にはにたつ あさでかりほし ぬのさらす
 あづまをみなを わすれたまふな
○常陸娘子(ひたちの をとめ)=「常陸の国の娘子、の意。遊行女婦[うかれめ]」。
【編者注】題詞原文は、「藤原宇合大夫(ふぢはらの うまかひの まへつきみ)遷任上京時常陸娘子贈歌一首」。
【編者注-藤原宇合】第72歌の作者、同所参照。
【訓注】東女(あづまをみな=東女)。