A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

スルーラウンド

2006-06-15 | SHOT OF THE DAY
日の長いこの時期になると、早朝スタートのワンラウンドスルーのプレーが快適だ。
このプレースタイルを採り入れるコースが最近増えてきている。
スルーラウンドを経験すると、18ホールの流れの組み立てがより重要なのが改めて実感できる。

東京近郊ではハーフで昼食休憩のラウンドが通常である。
午前中せっかく調子を上げてきたのに、昼食をはさんでの仕切り直しになる。
何故か前半の調子の良さを午後につなげなかったことが多いように感じる。悪い流れを断ち切ってということもあるとは思うけれど。
いずれにしても、食事をしながらの1時間近い休憩は明らかに2回のハーフが分断されたプレーになってしまう。

やはり、ゴルフの本質は18ホールの連続した流れだ。

3ヶ月に一度のホームコースのメンバー同士の仲間内のコンペ。
皆、3度の飯よりゴルフ好きの集まりなので、ハンディ戦ではあるが真剣勝負になる。楽しい団体戦も余興で面白い。

その日は、日曜日になると天気が崩れるパターンはまた同じ、一日中小雨が降り続くコンディションであった。
前半のハーフは、何とかボギーペースを維持する流れ。7番ショートで、大叩きをしたが、8番ロングでは第3打をピンに当てるバーディーで取り返す。
本来であればこれが今日のベストショットであったはずであった。
しかし、9番は3パットのダボで後半へ。

10分の休憩で、そのまま次のティーグラウンドへ。
前のハーフ、後半我慢のゴルフから流れが良くなり、後半は大きなミスなく続く。
つまらない3パットや、第2打の距離の読み間違いなどで、パーを逃すことはあっても、ショットは安定していた。
後半のハーフは7番まで4オーバー。ネットでは、トータルでアンダーを維持。まずまずのスコアで8番へ。

比較的得意としているショートホール。得意のユーティリティーで、何の不安も無くティーショット。
少しプッシュアウト気味の球ではあったが、その時急に強いアゲンストの風が。
右に流され、何と池に。
動揺が大きかった。
1ペナの3打はグリーン奥へ。下りを寄せられずに、3パット。
トリプルボギーだ。

次の長めのロングは、取り返そうという気持ちが強く、力んで右の林へ。
悪いパターンだ。
無理をせずに安全にフェアウェイに出した次の3打、ミスしてトップ気味のボールはまたもや池に。
またまたトリプル。

虎の子のバーディーを生かして、16ホールを何とかしのいできたが、最後の2ホールの池ポチャで、すべて水の泡。

攻めを活かせず、最後の10分で守りが破綻した、WCの日本代表と同じ状況。
せっかく、スループレーの流れを生かせたのに、またもや最後の詰めに課題を残したラウンドであった。
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COMPADRES / BRUBECK・MULLIGAN

2006-06-14 | MY FAVORITE ALBUM
デイブブルーベックとジェリーマリガンの顔合わせ。1968年メキシコでのライブ録音だ。
ポールデスモンドとの有名なカルテットを解散して作曲活動に重きを置いた活動をしていたが、このアルバムが解散後の初めてのレコーディングだ。
相棒としてバリトンのジェリーマリガンは重厚な中にも軽快なサウンドで、デスモンドのアルトと同様、ブルーベックとは絶妙なコンビネーションだ。

今回は、メキシコでの録音ということで、ブルーベック、マリガンが提供したオリジナル曲もラテン系のリズム、サウンドが多く、このアルバムを特徴づけている。

それを支えているのは、ドラムのアランドーソンである。
一曲目から曲名どおりに豆が飛び跳ねるようなブラッシュワークから始まり、4ビート、ラテン、ボサノバなど、多様なリズムワークの名人芸を全編にわたって披露している。

お気に入りは、アマポーラとアンコールの追憶(Recuerudo)
特にアマポーラは、アップテンポのドーソンのドラムにのって、ブルーベックのピアノもマリガンのバリトンもいつもよりのびのびとした感じの好プレーだ。

Janping Bean
Adios,Mariquita Linda
Indian Song
Tender Woman
Amapola
Lullabye of Mexico
Sapito
Recuerdo

p) Dave Brubeck
bs) Gerry Mulligan
b) Jack Six
ds) Alan Dawson

1968年5月23日~26日 録音

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LOVESICK/JACKIE and ROY

2006-06-13 | MY FAVORITE ALBUM
DUOには、楽器と楽器もあれば、楽器とVOCALもある。
それに、VOCAL DUOが加われば完璧だ。
レコーディングの為だけであれば、何枚か有名なセッションもあるが、レギュラーグループというと数は少ない。

その中で有名なグループのひとつが、Jackie&Royのおしどりコンビ。
Roy Kralの軽快なピアノにのって、軽妙洒脱なJackieのソロそして2人のDuetは心地よく聞ける。

Duoの楽しさは、Jazz独特の2人の偶発的な掛け合いもあるが、このJackie&Royのように、完璧にプログラムされた2人のハーモニーやリズムの組み合わせの妙もある。

このAlbumは、1966年に録音された、Verveの2作目。
ご他聞に漏れず、当時流行のボサノバにも正面から取組んで、2人の世界に料理している。

一方で、スタンダード曲はJackieのソロを中心にじっくり聞かせ、アップテンポな曲はスキャットを交えてJazzyな雰囲気で楽しめる。

お気に入りは、CorcovadoとMountain Greenery.。

Lovesick
Samba Triste
Mimosa and Me
Corcovado
Such a Lonely Girl Am I
A big Beautiful Ball
Let’s Begin
I Wonder What’s the Matter with Me
If You Could See Me Now
Mountain Greenery
You Really Started Something
The World Is Your Balloon

Vo) Jackie Cain
P&Vo) Roy Kral
Eb) Don Payne
Ds) Don MacDonald

1966年12月9日、20日録音
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FWキープ率78.6%

2006-06-12 | SHOT OF THE DAY
ということは、14ホールのミドル・ロングの内11ホールがフェアウェイキープ。
それも、2ホールは少しラブにこぼれただけなので、本当のミスショットは1ホールだけ。
過去何百ラウンドした中で、最高のドライバーの安定度であった。

南国風のクラブハウスでリゾートの雰囲気が漂うそのコースは、いわゆるリゾートコースのイメージとは異なり、各ホールは結構トリッキーである。
フェアウェイも決して広い訳ではない。特に、バックからは距離もあり難易度は一層高くなる。

その日は、久々にプレーをする友人3人とのプライベートラウンド。
知らない間に結構腕をあげていたらしく、スタートホールで「我々はバックからやりますがどうします?」と。
当然、「OK」と応えて、早速スタート。

3人は揃って右方向へ。確かに皆、結構距離が出ている。
自分は、力まずフェアウェイに。
先週、不調だったドライバーが嘘のようだ。
この脱力がうまくいった一発でドライバーが復活した。

後は、ホールを重ねるごとに、テークバックに張りが増し、腕がうまく振れ、腰の回転が加わり、方向性、距離共に言うことなし。



圧巻は14番のミドル。
バックから402Yの池が絡む若干左にドッグレッグした綺麗なホール。
2打目の距離が残ると池越えが難しくなる。だからといって一打を叩きに行って引っ張ると左サイドの池に捕まる確率が高くなる。
距離を出そうとすると自然に真ん中から右サイドへの攻めになる。

ドライバーが好調なときは躊躇無く真ん中を狙った。
その日一番のショットは、フェアウェイ真ん中左より。残り130Yの好位置に。

第2打も完璧にピン手前へ。他の3人も難しいラフに入った者もいたが、それぞれナイス2オン。
友人の口から、「このホールは2オンが難しいのに、4人揃って2オンは始めてかもしれない」と一言。
何となく4人のテンポが噛み合って好循環になったホールであった。

最終ホール、唯一のミスショットは、左への引っ掛けで隣のホールへ。
それまで無意識に振れていたのが、最後は色気が出たのか明らかに力み。
体は正直に反応してしまう。
「色気」に惑わされない精神力が必要かも。
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連続ダボ・・・

2006-06-11 | SHOT OF THE DAY
ダボが続くと何とかしようとする焦りで、ますます深みにはまることがある。

好調が続く中2ヶ月振りの月例参加。
前日プレーもまずまず。
朝一番のスタート。
気合が入りすぎで、空回りするには十分な条件であった。

出だしの10番は、右へ吹かして、乗らず、寄らず、入らず3パットの絵に描いたようなダボ。
11番ロングは、2打をミスって池へ、打ち直し4打はグリーンに届かず、5-2のダボ。
12番は苦手のショート。力んで左の池へ。3-2のダボ。
14番は長いミドル。3打をグリーン奥につけて、3パットのダボ。
4連続ダボは最近記憶に無い。

気分的には、そこで終わった。
好調だったティーショットも、引っ掛け気味が続いて第2打をまともに打てない。
後は集中力も無く、目標も無くだらだらと終わったラウンドだった。
当然順位は、下から数えて何番目。
同伴競技者にも多分迷惑をかけただろう。

その中で、一発だけ当たったティーショット。
それが無かったら本当に何も記憶(記録)に残したくないショットが山積みの一日だった。
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GEORGE LEWIS IN CONCERT

2006-06-10 | JAZZ LIFE
ディキシーランドJAZZに興味を持ち色々聞き始めると、すぐにニューオリンズJAZZなるものに出会った。

同じ楽器の編成で、同じ曲を聴いても、ディキシーが管楽器の輝きがあり、都会的な楽しさがあり、街の賑やかさを感じるのに対して、ニューオリンズJAZZは、体の奥底から搾り出される肉声のような楽器の響きで、裏町の物悲しさを感じる。
JAZZがやはり黒人の生活の中から生まれてきたことを実感する。

ニューオリンズで生まれたJAZZがミシシッピー川を登り、セントルイス、シカゴ、そしてニューヨークへと都市の音楽へと育っていく中で、JAZZを生んだミュージシャンはニューオリンズでコマーシャリズムの中へ流れて行ったJAZZから離れていった。
伝統を守ったままで。

ちょうど第2次世界大戦が終わりを告げる頃、JAZZのルーツをたどる動きが始まった。そして、戦後、JAZZの世界を離れていたミュージシャンが次々と現役に復帰してきた。いつの世でも同じで、突然「伝統芸能」が見直されるように。

GEOGE LEWISもその中のミュージシャンの一人。
独特の音色と独特の奏法でJAZZ発祥の時の音色を現在に蘇らせた。

このアルバムは、54年の有名なオハイオユニオンコンサートの直前に録音されたライブ。復帰をしたばかりの頃の溌剌とした演奏が聴ける。

曲は、いずれも有名な曲ばかりであるが、バガンディーブルースのルイスのクラリネットは秀逸。ルイスの珍しいオリジナル。リズムだけをバックに哀愁を込めたクラリネットがフィーチュアされる。彼が本業ともいえる波止場で沖仲仕をやって怪我をした時に、仲間を自宅呼んでこの曲を演奏してクラリネットをまだ吹けるかどうかを確かめたとか。彼のクラリネットへの想いがこもっている。

「世界は日の出を待っている」は昔大晦日のリクエスト番組で必ずかかった曲だ。
ローレンスマレロのバンジョーのショーケース。ボーカルそしてアンサンブルに続くマレロのソロと、ピアノとのパーネルとの掛け合いは否が応でも盛り上がる。

カレドニアはお馴染みウディーハーマンのヒット曲。古い曲だけでなく、新しい曲も積極的に取り入れているが何の違和感もない。

どんなスタイルのジャズでも不朽である。そして、このアルバムはいつの時代にも生き残る好例だ。


1. PANAMA
2. TIN ROOF BLUES
3. WHEN THE SAINTS
4. LORD,LORD,LORD
5. BURGUNDY STREET BLUES
6. THE WORLD IS WAITING FOR THE SUNRISE
7. CALERONIA

 GEORGE LEWIS (cl)
 JIM ROBINSON (tb)
 AVERY HOWARD (tp)
 ALTON PURNELL (p)
 ALCIDE PAVAGEAU (b)
 JOE WATKINS (ds)
 LAWRENCE MARRERO (bjo)

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一ヶ月経過

2006-06-09 | COMMENT
このブログをはじめてちょうど一ヶ月。
とりあえず、3日坊主は切り抜けた。

ブログをはじめて良かったこと、

・GOLFのスコアが着実に良くなっていること。
・最近聞くことのなかった昔のレコードを聞き返していること。
・「自分のために」と始めたが、ネットでの知り合いができたこと。

熱しやすく冷めやすい性格なので、いつまで続くか分からない。
反面、凝り性なところもあって、一度気に入るととことん付き合うのも自分の性分。

果たしてこのブログもどちらになるか・・・?
恋愛と同じで。
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GOLFとおしゃれ

2006-06-09 | GOLF LIFE
会社勤めだと普段はもっぱらスーツ。
それも最近は黒っぽいダーク系のスーツが流行りで、なかなか見た目のおしゃれを楽しめない。
もっとも最近はクールビズとかで、これからの季節はノーネクタイで、カジュアウェアを着れるので多少は変化をつけられるが。

その点、ゴルフはウェアから小物まで色々こだわりや好みを自己主張できる。
ざっと上げても
帽子、サングラス、シャツ、パンツ、ベルト、ソックス、シューズ、レインウェア
キャディバック、ボストンバック、ヘッドカバー、グローブ、小物入れ、傘
クラブ、ボール、ティー、グリーンフォーク、ボールマーカー
などなど・・・・

デザインで選ぶもの、機能で選ぶもの、ブランドで選ぶものなど人様々であるが、男性でもスーツ以上に個性がでる。
最近はコースのドレスコードも余りうるさくなくなったところも増えて、よりカジュアル系が幅をきかせてきている。
アスリート派としてはいいことだと思う。

自分は、いわゆるアメリカンカジュアル派。
キャップは必ずかぶる
 メーカーブランドよりゴルフコースのロゴ入りが多い
ボタンシャツよりはポロシャツ派(それも大き目を)
 Ashworthなんか好きですね
スラックスよりはチノパン
 これからの季節はショートパンツ。
ただしシューズは、スニーカータイプは嫌い

皆さんは、どんなこだわりをお持ちなのでしょう?
コメント (1)
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The Tony Bennett Bill Evans Album

2006-06-08 | MY FAVORITE ALBUM
Young and foolish
The touch of your lips
Some other time
When in Rome
We’ll be together again
My foolish heart
Waltz for Debby
But Beautiful
Days of wine and roses

1975年6月10-13日録音

ソフィアさんのELLAのDUOアルバムに刺激されて私のDUOの愛聴版を一枚。
あまり歌伴をやったのを聞いたことがないEvans(確かMonica Zetterlundの伴奏をやったのを一枚覚えているが)が、何とTonny BennettとDuoをやった異色ALBUM。
スローなテンポでベネット節で朗々と歌い上げているが、それにEVANSのピアノがいつものようにスローでもリリカルにテンポ良く絡み合って、両者の良さが旨く噛み合っている。

EVANSの十八番のWaltz for Debbyをはじめとしてスタンダード曲中心だが、このALBUMで自分の一番のお気に入りはMy Foolish Heartだ。
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ワンオン狙い

2006-06-07 | SHOT OF THE DAY
ミドルホールでワンオンを狙えるホールというのは、それほど飛ばし屋ではない自分のレベルではほとんどない。
一番ホールが470Yのミドルというロングホールのような出だしに反して、そのコースの9番ホールは263Yのミドルホール。ワンオンが狙えるホールだ。
ティーグラウンドから一旦下って、それからだらだら上りで若干打ち上げになるが、真っ直ぐで見晴らしも良く、特に途中に何も遮るものもない、まさにワンオンが狙えるホールである。
過去に一回グリーンエッジまで行った事があるが、いいショットの時でも残り20Y位まで。
かえって力むと、ミスショットになることが多い。

その日は、前のホールで誤球をしてしまった。
ロングホールの第3打。一打、2打と真ん中。特に2打は距離も出て完璧。フェアウェイ真ん中からの第3打は、プッシュアウト気味でグリーン右にこぼしてしまった。
普段から誤球を避けるため、ボールにマジックでマークを6箇所もつけており、どの面が上でも自分のボールを確認しやすいようにしている。
カートにアプローチのクラブを取りに行き、グリーンに向かって歩いた。
グリーン右側は斜面になっており、その途中にボールが見えた。
そのボールを自分のボールと信じて、そこへ向かい、自分の打順を待った。

そして、自分の番が来てアプローチ。高く上げようとしたが、多少トップ気味で、グリーンの反対側まで転がってしまった。
がっくりしたところ、後ろから声が「それ、私のボールでは・・」

振り返ると、少し後ろにボールと今声をだした同伴競技者が。
そのボールは、マークがたくさんついている自分のボールであった。
明らかに誤球である。

いつもは必ず確認をしているが、その時は歩いているときから見えているボールが自分のボールと信じて疑わず、確認をしなかったことに気がついたが後の祭り。

がっくりした気分で最終の短いミドルへ向かった。
いつもは、ワンオン狙いが頭をかすめ、意識しながらティーグラウンドに向かうのが、その日は、前のホールの誤球の反省をしながら、ティーショットへ。

結果は本日一番のショットで、グリーン脇のバンカーの淵まで。ワンオンまであとわずかのナイスショット。

風は無風であり、もし若干でもフォローだったら乗っていたかもしれない。
いつもは、ミスの後、ミスを引きずり新たなミスを連発しやすい性格なのに、この時は反対でミスの反省をしていたために余計なことを考えずに打てた。
こんなことがあるのもGOLFである。
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難ホール-1

2006-06-06 | GOLF LIFE
どこのコースにも難しいホールがある。
だいたいHDCP1、2のホールが難しいが、中にはそれ以外でもなぜここがhdcp1ではないのかと思わせるような難しいホールがある。
難しいホールは挑戦欲が沸くが、あまりに攻めあぐねると、反対に最初から諦めのゴルフになってしまう。
チャレンジ精神を忘れないように、自分の廻ったコースで、そんな難ホールを思い出してみることにした。

まずは、「東京国際カントリークラブ」OUTの一番ホール。
バックから470Y、レギュラーでも465Yあるスタートのミドルホール。
記録をとってあるのは2000年からの29Rだが、パーオンは一度もない。
パーをとったのは1回だけである。
それ以前の記憶でも、風の強い日に一度パーオンした記憶があるだけ。

ティーグラウンド前が池超え。
右が小山になっていて、右に吹かすと山の斜面。転がって落ちても距離は出ない。
左は窪地があって、それより左はOB。
ちょうどティーショットの落としどころが平らであるが、そこからだと200y以上残る。そこから2オンはなかなか狙えない。

さらに先はグリーンに向けてだらだら下っていき、下までいくとピンまで180Yのところに平らな場所がある。
かなり飛ばしたなと思っても、この下り斜面の途中に止まることが多く、下まではなかなか行かない。
この下り斜面では、スタンスは左足下がりになり、高く上がって、距離の出る高い球を打つのはかなり難易度が高い。
「この傾斜」がこのホールを距離以上に難しくしているのかもしれない。

したがって、このホールの攻略方法は、斜面の下まで300Y近いショットを打つことになるが、そこまでの飛距離はなかなか望めない。
グリーンが小さめなので、無難に3オン1パットで、どう攻略するかに尽きる。
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What's New / BILL EVANS with JEREMY STEIG

2006-06-05 | MY FAVORITE ALBUM
STARAGHT NO CASER
LOVER MAN
WHAT'S NEW
AUTUMN LEAVES
TIME OUT FOR CHRIS
APARTACUS LOVE THEME
SO WHAT

fl)JEREMY STEIG
P)BILL EVANS
b)EDDIE GOMEZ
ds)MARTY MORELL

Recorded in NYC, January 30, February 3 & 5, March 11, 1969

このアルバムが発売されたとき、一曲目を聞いていきなり衝撃を受けたことを覚えている。
4人の個性をストレートに前面に出した(まさに水割りではなく生のままで)プレーのコンビネーションで始まる。
STEIGのプレーは通常のフルートの持つ澄んだ音色とは別物のある時は尺八を感じさせるような荒々しい息遣いと音色が特徴だ。特に、アップテンポの曲で顕著だ。EVANSもつられていつもよりホットな演奏を繰り広げる。
有名な「枯葉」は、この曲のJAZZの名演の中に必ず入ると思う。、
一転して、バラードではいつものEVANSのイメージが蘇り、STEIGもその中に旨く溶け込んでいる。
二人の「動」と「静」の個性の調和である。

このアルバムが録音された1969年2月は日本ではベトナム反戦運動や安田講堂の封鎖など学生運動のピークを迎えた年。
大きな時代の変革の年であったが、このアルバムもJAZZの流れの変革の一枚だ。



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初めてのコース

2006-06-04 | SHOT OF THE DAY
どのスポーツでもグランドやコートが違うと、コンディションが微妙に違うのでプレーには神経を使う。
昔野球をやっていたが、初めてのグランドでは試合前のノックでマウンドの高さ、グランドの硬さ、ファウルゾーンの広さなどの感覚を如何に早く身につけられるかで、試合中のここ一番のプレーが影響を受ける。

ゴルフの場合は、同じ18ホールでも、コースが違うと全くレイアウトや趣が違う。
また、同じコースでも、気候や天候や風で表情が変り、攻め方ががらりと変る。
そもそもゴルフは、普通にプレーする場合は事前にコースの下見はできないので、初めてのコースはぶっつけ本番になる。
レイアウト図を頼りに、手探りでプレーをしなければならない。
また、これがゴルフの楽しみのひとつでもある。



初めてのコースを廻るときはどんなコースなのかを想像するだけで前の日からワクワクする。特に、色々な意味で有名なコースは。
昔は、ゴルフ場ガイドで概要しか分からなかったが、最近はインターネットで色々情報を得ることができる。
便利な世の中になったものだ。

富山遠征の一日目は、富山湾を挟んで立山連峰の景色の綺麗なコース。出だしのホールは海に向かって打ち下ろす見晴らしの良いホールであったが、ホールが進むにつれて結構トリッキーでドッグレックホールも多くなった。

INスタートの15番ホールは、右へドックレッグの356Yのミドルホール。
ティーグラウンドからグリーンは見えない。
グリーン手前は、110Y位から完全な池超え。
右の山裾狙いで、ショートカットできそうだが、250Y打ってしまうと池にダイレクト行くので、そこは狙えない。
フェアウェイ真ん中から左を狙うと、200Y以上行くと突き抜けの可能性がある。

ティーグラウンドからフェアウェイを見ると広いのに、実は狙いどころは非常に狭いフェアウェイの右端上の240y地点にある柳の木狙いということが分かった。
もちろん、刻めばもっと広いエリアを狙える。
初めてのコースはこのような時に、いつも判断に揺れる。
この日はショットが良かったせいもあり、躊躇なく目標の柳の木狙い。
目標より少し左(5Y位なので、普通であれば目標通り)にナイスショット。
残り120Yの好位置につける。
ピンはグリーン手前の左端。
9番でのセカンドショットは、これまた目標に向けて真っ直ぐ。
グリーンをほんの少し外したが、ピン横(またもや目標の5Y左)
エッジからのパットは、十分にバーディーを狙える位置。
狙いに行ったパットは、カップの5cm左で、バーディー逃しのOKパー。
すべて少しずつ左には振れたが、初トライにしては完璧なショットでこのホールは征服できた。
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THE TROMBONES' INC

2006-06-03 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZのレコードは時々とんでもない企画物がある。
これも、そんな一枚。
トロンボーンの有名どころを総勢27人も集めて、アンサンブルとソロの妙を競わせようというもの。
それも、東西(ニューヨーク録音とロサンジェルス録音)対決で。
録音は1958年。New YorkではちょうどArt BlakeyのMORNIN’が録音されたころ。いわゆるNew York派の全盛期。一方のLAでもWest Coast JAZZの全盛期。全くスタイルの違うJAZZが両海岸で流行っていたときに、プレーヤーもアレンジもそれぞれの代表選手を揃えてA面にB面収められている。

トロンボーンといえば、大御所J.J.Johnsonが有名だが、プレーには参加せず(当時のLABELの契約が理由らしいが)作編曲で東側に参加という豪勢な内容になっている。

東は、そのJohnsonのアレンジが見物である。Benny Goodmanで有名なSoft Windは、アレンジの多彩さの素晴らしさ、J.J.のオリジナルTee Jayでは軽快なシンプルなアレンジの中に各プレーヤーのソロの個性を織りまぜたJ.J.のアレンジの素晴らしさが目立つ。

一方、西はまさにWest Coast JAZZそのもの。一曲から明るいLAのSoundが飛び込んでくる。これまた、有名なPatty Pageの編曲が光る。スタンダートのIt's all right with meではアップテンポでアンサンブルの素晴らしさを、Polka dot’s and moonbeamsでは、トランペットのような高音域と低音域をうまく使ったハーモニーの美しさなど、どの曲をとっても甲乙を付け難い。
西の大御所、Frank Rosolinoのソロも秀逸である。

個人的には「西組の勝ち」

トロンボーンという楽器は、ちょうど人の声に近い感じでソフトな感じで表現力も多彩であるが、それが10本も集まるとさらにあっと驚くようなサウンドが聞ける。
昔、レコードを漁っていた時に、このような企画物を探すのも楽しみのひとつだった。
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30台への挑戦 STEP2

2006-06-02 | SHOT OF THE DAY
自分の腕前ではハーフ30台を出すことがひとつの目標だ。
今年もすでに30ラウンドをこなしているが30台は3回だけ。30台目前で崩れることは何度もあり、ひとつの大きな壁になっている。
片方のハーフで30台を出しても、片方が崩れるのがいつものパターン。今年のベストスコアは81で、ハーフ30台を、OUT/IN両方で出したことは未だ経験が無い。

富山遠征の2日目。朝起きたらどんよりと曇った空で前日の雨が降り続いていた。宿から出るときは一段と雨脚も強くなり、予報も晴れの気配は無く、一日「雨ゴルフ」を覚悟した。コースに着くと雨も弱まり、スタート時には傘が要らない状態に。今回の仲間に晴れ男が多い効果がでる。
それだけで何となく気分がよい。

前日の好調さを持続し、出だし3ホールつまずいたものの4番から連続パー、最終ホールを迎えた時は3オーバー。30台が狙える状態だった。
またいつもの緊張感はあったものの、初めてのコースだったこともあり、冷静にコースレイアウトを見る。
最終ホールは408Yと距離の長いミドル、右ワンペナ、フェアウェイも蛇行し、グリーン手前には池がある難ホール。無理をせずに3オンでもいいかと、少し弱気で第一打を。タイミングの狂ったショットは右へプッシュアウト。1ペナゾーンへ。一瞬にして、またもや壁を越えられなかった。
好調な時は、同じショットをすればよいのに。




気を取り直してINへ。1番フェアウェイど真ん中からの第2打をオーバーしてバンカーへ。悪い流れを引きずってしまった。と思ったら、バンカーから絶妙のショットでパーセイブ。
すぐに気分が良くなるのは、お天気屋の証拠。
その後も、アプローチとパットが好調で、8番で3オーバー。またもや、30台が狙える。

今回が、記念すべき「両方のハーフで30台を狙える初めての経験」であった

9番は482Yのロングホール。距離もないし、ロングは一回のミスが許されるので、気が楽だ。
可も無く、不可もなく、1打、2打を終えた。
池越えであるが、残りは100Y強、ピンも真ん中。
普通であればパーをとるのは何でもない。同伴者からも、「今度は必ずとれよ」と、熱い声援を受ける。



ピッチングでの第3打は、頭も残り、打った瞬間グリップを通じて「完璧」な手応えを感じた。
ピン奥7Y位。少し大きめであったが、パーに一歩大きく近づいた。
下りのパットであったが、カップ20cmのOKの位置へ。
タップインでめでたく30台達成。

初めての両ハーフ30台狙いで、片方しか達成できなかったが、大きな前進。
30台狙いも「STEP2」へ入ることができた。

その日、自宅へ帰るとハンディキャップの変更通知が届いていた。
16.1 → 15.5 へ
目標のシングル入りまではまだ遠いが、この好調が続けば手が届くところまでもう一歩。
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