A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

BOY MEETS GIRL/CARMEN McRAE & SAMMY DAVIS Jr.

2006-06-30 | MY FAVORITE ALBUM
ソフィアさんがカーメンマクレーを紹介しているのに影響されて、マクレーの少し毛色の違ったお気に入りの一枚を。

まず、ジャケットの2人の写真が若い。カーメンは35歳で、油の乗り切った時。といっても、これ以前の録音は7枚しない。声も何となく、晩年のそれよりも若々しい。

2人の歌手のduetというのは、レギュラーグループではなくレコーディングの為のセッションとなると、ありそうでそれほど多くはない。1~2曲のジャムセッションならまだしも、2人の個性を生かしながらも、2人の自己主張をうまく噛み合わせてコラボレーションの成果を一枚のアルバム単位で出すのは難しいのかもしれない。

このアルバムは、2人のコンビネーションが色々な局面でいい結果を出している。これは、サミーが純粋にJAZZシンガーとして自分の世界だけで歌ってきたのではなく、ジョービジネスの世界を生きてきた経験を十二分に生かして、エンターテイナーとしてマクレーの引き立て役を演じているかもしれない。マクレーも、マクレー節でマイペースを維持しつつも、サミーに合わせて、いつもよりくだけた雰囲気で掛け合いを演じている。
一曲目のスタートから、これは2人のショーが始まったという雰囲気だ。

どの曲もスタンダードばかりで、2人の料理の仕方も甲乙付けがたいが、もともとのDUET SONGを面白おかしく2人で掛け合いを演じているBaby, It’s cold outsideと、スキャットを交えてJazzyに歌いきっているWho caresがお気に入り。

Happy to meet your acquaintance
Tee for two
They didn’t believe me
You’re the top
Cheek to cheek
People will say we’re in love
There’s a small hotel
A fine romance
The things we did last summer
Two sleepy people
Who cares

Vo) CARMEN McRAE
Vo) SAMMY DAVIS Jr.
Acc by) jack Pleis' Orch.

Recorded at New York, January, 1957
コメント (2)
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