A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

このアルバムのメンバーで、近々ライブも聴けるようだ・・・

2015-11-08 | MY FAVORITE ALBUM
Manhattan Suite / Akira Omori

ライブとゴルフ続きで、家でゆっくり過ごす時間がなかったこの一週間であった。
ライブはボビーシューが別のメンバーで2日、インナーギャラクシーオーケストラ、スウェーデンのアレンジャー、マッツ・ホルムキストを招いた辰巳哲也のビッグバンド、そしてVJOと。辰巳さんとはよくお会いした一週間であった。これらのライブの感想などは順次書く事にしようと思っている。

さて、今回ボビーシューと共演した大森明。正統派のアルトだが今年ピアノのホッドオブライエンと「マンハッタン組曲」というタイトルの新しいアルバムを出した。若い頃武者修行をしていたニューヨークの思い出を昔の仲間と一緒に作ったアルバムのようだが、最近のライブではこのアルバムの曲も良く演奏している。



そして、このレコーディングメンバーとのライブを近々やるようだ。
会場をみると、自宅近くのホール。最近は都心のホールではなくこのような近郊のホールでのライブが多い。先日の小曽根真やモンティーアレキサンダーもそうであった。身近で聴けるライブハウスでの演奏も良いが、規模的にもこの位の規模のホールでPAを使わない演奏もいいものだ。

雨模様の今日は外出予定もなく自宅でゆっくり、朝から久々にオーディオセットの前に座ることができた。聴きたいアルバムも大分溜まっていたが、ライブを思い出し今度のライブの予習を兼ねてまずはこのアルバムから聴き始めた。

自分がホッドオブライエンを知ったのは、ペッパーアダムスが加わったアルバムで。何かマイケルジャクソンを思わせるジャケット写真が印象的だった。最近ではベースの驚異の新人ダリル・ジョンズ(全米選抜のハイスクールビッグバンドのメンバーとして2度来日している)がこのオブライエンとアルバムを作ったというので聴いてみたが、オーソドックスなピアノは健在であった。比較的最近来日もしていたようだが、気が付かず生では聴いた事が無かったので今回の来日はラッキー。オブライエンもけっして若くない、聴けるときに聞いておかねば。

大森明のレコーディンデビューは、ニューヨーク滞在中のミンガスのラストアルバムへの参加であったが、昔からエルビンジョーンズやレイブライアントなどの大物との共演アルバムを作っている。このオブライエンとの組み合わせも、どちらもバップオリエンテッドな正統派という点では相性がいい感じがするが、聴いてみると確かに想像通り。ライブで聴けるのが楽しみだ。


1. Manhattan Suite
2. Autumn in New York
3. East 9th Street
4. Early Spring
5. Nocturne No.4
6. Stella by Starlight
7. Reminiscence
8. The Very Thought of You
9. Moody’s Mood for Love

Akira Omori (as)
Hod O’Breien (p)
Tom Pietrycha (b)
Cliff Barbaro (ds)

Produced by Akira Omori
Engineer : Michael Broby
Recorded at Acoustic Recording in Brooklyn New York November 4, 5 2014


MANHATTAN SUITE / 伝説のピアニストHod・O'Brienを迎えて放つ大森明渾身のN.Yレコーディング!!
クリエーター情報なし
BOPCITY RECORDS
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