A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

ギターとのDuoといえば、これを忘れる訳にはいかない・・・

2008-02-06 | MY FAVORITE ALBUM
Try A Little Tenderness / Sammy Davis Jr.

先日紹介したビルベリーのアルバムにギターで参加していたマンデルロウ。目立たないけれど「つぼ」を得たバックが印象的であった。新たにConcordに仲間入りしたギタリストかと思ったら、そうでもなかった。すでに、リッチーカムカのラストアルバムにも参加していた。すっかりカムカのプレーに気をとられていたが、そのさり気なさがロウのギターのいいところかもしれない。あまり派手さは無いがポイントを外していない。ジミーロウルズのピアノのようだ。

ロウルズのピアノでDuoづいてしまったが
「マンデルロウのギターのDuoというと」・・・何か?
一人連想ゲームをやっているようだが、このお題には、即座に「サミーデイビスJr.とのDuoアルバム」と答えたい。
ビッグバンドをバックに従えて歌い、そして踊りまくるデイビスもいいが、バラードをじっくり歌い込むデイビスも格別だ。
このじっくり聞かせるバラード集で、バックをマンデルロウのギターが付き合ったアルバムがある。似たような企画でローリンドアルメイダとのアルバムがあったが、それよりも一昔前の録音。
愛聴盤の一枚である。

同じDECCAに、カーメンマクレーとのDuetがあった。このアルバムも良かったが、これは男女が語り合う楽しさ。今回はサミーが彼女への思いの丈を、ギター一本をバックにして訴える。
今も昔も女性ボーカルに比べると男性ボーカルは数の上では形勢不利だが、サミーのバラードはなかなかなものだ。
男性ボーカルのバラードはやはり上手い歌手が色っぽい。
一方、女性ボーカルでは、歌の上手い歌手は反対に色っぽさが薄れてしまうように感じるのは自分だけか。

1. What Is There To Say
2. Why should’t I ?
3. Love Me
4. Bewitched
5. I Could have Told You So
6. For All We Know
7. Deep In A Dream
8. I Get Along Without You Very Well
9. Mam’s Selle
10. Try A Little Tenderness
11. This Love Of Mine
12. I’ve Got A Crush On You

Sammy Davis Jr. (Vocal)
Mundell Lowe (g)

Recorded on October 15 ,1957 at Decca Recording Studios, New York
コメント
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