昨日夜、安倍首相が解散を表明しました。「どうしてこの時期に解散なのか。消費税増税先送りであれば解散しなくてもできるはず」と感じる有権者のみなさんが多いでしょう。とはいえ、ここまで来たらあれこれ言っても仕方ありません。社民党として受けて立ちます。
去る１３日の全国連合常任幹事会で「第４７回衆議院議員総選挙闘争本部」が設置されました。私を含む１０人の全常任幹事が構成員となり、吉田党首が本部長、又市幹事長が事務局長として陣頭指揮を執ります。闘争本部の下に「企画委員会」が設置され、私もその一員として各種選挙対策について協議を進めていきます。
この２年間、安倍政権は憲法破壊、人権軽視、生活破壊の政治を進めてきました。消費税増税については１年半先送り後、必ず増税する方針を打ち出しています。８％への増税後の半年先を見通せなかったのに、２年半先が見通せるのでしょうか。
集団的自衛権など安保外交問題、特定秘密保護法については、このところ大きな議論はありませんが、安倍政権の方針は変わっていません。選挙後に一気に「戦争のできる国」づくりが加速していくことが考えられます。
労働者派遣法、子育て支援、介護などの身近な生活の問題についても、政権の意向は私たちの願わんとするところとは全く違います。格差是正どころか拡大路線が進められかねません。
今回の総選挙を前向きにとらえます。安倍政権の暴走を止める絶好のチャンスです。社民党は安倍政権への対立軸としてみなさんの心に響く訴えをしていきます。
社民党は闘います！