今日、市議会6月定例会が閉会しました。
今日は本会議が開かれ、常任委員長による報告の後、休憩に入り、休憩中に各派代表者会議が開催されました。
各派代表者会議では、「集団的自衛権」の問題についての意見書を国に出すのかどうかが協議されました。各会派で持ち帰り話し合われましたが、主要会派で意見がまとまらず、結局、意見書は出されることはありませんでした。
私の政治信条としては、絶対に出すべきと考えていました。今後とも、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に断固反対をしていきます。
話は変わり、各派代表者会議では「江南市乾杯条例」を議員提案することについても協議されました。結果、江政クラブ、政新クラブ、公明党市議団の三会派の代表と(会派に属していない)私の4人で、議案を提出しました。
そして、14時30分に本会議が再開され、当局提案の議案の採決が終わった後、乾杯条例の審議に移りました。私を含む4人が答弁席に座りました。
共産党議員から議案質疑がありました。質疑は主に以下の4点。
①他にも地場産業や伝統産業があるのに、なぜ地元酒に特化した条例を制定するのか。
②酒造会社などから、条例制定の要望があったのか。
③酒は嗜好に関わる問題だ。強制することにならないか。
④条例による市の役割とは何か。
このうち、私は④について答弁させていただきました。答弁要旨は以下の通りです。
○江南市や市民は「木曽川の恵み」を受けて成長してきたまちだ。条例制定によって、その恩恵を実感できる機会を作りたい。
○市内に3つの酒蔵があることさえ、市民には十分に知られていない実態がある。まず、そのことを知っていただくよう広報する。
○商工会議所や酒蔵などと連携し、チラシ、ステッカー、ポスターを作成し、普及啓発を図る。
○市民まつりなどのイベントでブースを出展する、ふるさと寄付金のお礼として地元酒を加える、ゆくゆくは販路を拡大する。
○当局にお願いするだけではなく、議員としても協力していきたい。
おかげさまで、全会一致で可決されました。議員提案に加わり、商工業の発展、地域振興に寄与する条例を制定でき、大変すがすがしい気分です。
制定にかかわった以上、責任があります。今後、江南市の地元酒が広く飲まれるよう、最大限協力していきますし、市民のみなさんのご理解・ご協力をお願いします。