彌栄会オフィシャルブログ

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成年種別チームリーダーミーティング

2015-03-21 07:00:00 | スポーツ振興
平成27年3月16日(月)16時より18時まで和歌山県民文化会館において成年種別チームリーダーミーティングが開催され、アーチェリー競技からは成年男女を代表して彌栄会アーチェリー部の大嶋と土井が参加致しました。


今回で第2回目の開催となるチームリーダーミーティング。
前回は「紀の国わかやま国体」における目標と取組み及びスポーツ医科学サポートについての説明とグループワーキングが行われ、今回は大阪体育大学 教授 土屋裕睦先生による「メンバーのやる気を引き出すチームビルディング」と題した研修会と「紀の国わかやま国体」総合優勝に向けた今後の取り組みについての説明がなされました。


メンバーのやる気を引き出すチームビルディング。
研修会を受けるまでは、それぞれの競技を代表して集まっている選手とはいえ、同じチームメイトのやる気を引き出すという事自体が非常に難しい事のように感じておりました。
ですが、難しくは感じつつもその方法を自分の物に出来た場合、仕事面においても競技面においても多様な活かし方がある為、楽しみでもありました。


土屋先生によると、やる気を高めるには3つの条件があり、

・有能感(やればできる)

・自己決定(自分が主人公)

・他者関係(みんなといると楽しい)

が重要となるそうです。


これはチーム作りの基本となる部分でもあり、上記3つの条件が揃うように環境や雰囲気を作り上げていく必要があります。
その雰囲気を作り上げる為には「ほめる」・「諭す」(叱る)という行為が重要となり、ほめるにしろ諭すにしろ適切な方法があります。
それらを実践していく事で自身の成長となりチーム全体の成長にも繋がっていきます。


また、チームにも4段階の成長期があるそうで、

1、形成期…メンバーが集まりチームが形成

2、混乱期…メンバー間の葛藤が表面化し、チームに混乱や動揺が生じる

3、規範期…チーム固有の規範が成立し、凝集性・モラルが向上する

4、生産期…集団目標の達成に向けてチームが集中力を発揮し、パフォーマンスを高めていく

以上の経過を経て、チームの形が出来上がっていくそうです。
そこで重要なことは、安全かつ本音と本音の話し合いが必要不可欠という事です。


自分自身のこれまでの人生を振り返ってみますと思い当たる出来事が多々あり、そういった経験を経て今日までの自分が形成されてきたのだと気付かされました。


続いての「紀の国わかやま国体」総合優勝に向けた今後の取り組みについての説明では、国体開催期間までの残りの時間の過ごし方について説明がなされ、総合優勝を出来るようにチーム和歌山が一丸となり頑張りましょう!という言葉で締められ、チームリーダーミーティングを終えました。


今回のチームリーダーミーティングを通じて、リーダーとしてのスキルの重要性を改めて実感しました。
チームが存在する上で人と人との関わりがある以上、研修会の中でも言われていた本音と本音の話し合いは重要な意味を持ちます。

話し方・聞き方・捉え方・・・十人十色、人それぞれ感性があります。

その人の持つ感性・考え方をしっかりと見抜き、その人に応じた関わり方をする事こそより良い人間関係の構築となり、より良いチーム形成へのステップとなります。
今回の学び得た事を今後に活かせるよう、広い視野を持ち携わっていきたいと思います。

彌栄会アーチェリー部HP

投稿者:成年男子代表・土井
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