令和3年11月20日(土)14時より那賀振興局にて糖尿病性腎症重症化予防研修会が開催され、当院から坂頭院長をはじめスタッフ皆と参加してまいりました。
糖尿病患者の増加とともにそれに伴う医療費の増大も問題になっている昨今、特に糖尿病性腎症の悪化により人工透析が必要になった場合、一人当たり年間500万円の医療費が必要になると言われております。
この現状に対する対策として、日本医師会・日本糖尿病対策推進会議・厚生労働省の三者が協議し、平成28年4月に「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」が策定され、本県においても同プログラムを策定し市町村や各保険者が行っている「健康診査・保健事業」と医療機関が連携・協力の強化を行いながら糖尿病性腎症の重症化予防に努めている状況です。

今回の研修会では、現状の取り組みの経過や当院の所属する那賀圏域の各市(岩出市・紀の川市)の状況報告などを拝聴致しました。
特別講演には和歌山県立医科大学 内科学第一講座 准教授の古田浩人が登壇され、和歌山県の糖尿病性腎症重症化予防プログラムにおける受診勧奨の対象者や重症度の対応方法等々についてご説明いただきました。
座長を務められた公立那賀病院 名誉院長の近藤先生からは自院での糖尿病透析予防指導の10年間にわたる経過報告があり、腎症の早期からの介入によって重症化の進展・予防につながることを示唆されました。
当院においても医師、看護師、管理栄養士が一体となって糖尿病性腎症の重症化予防に尽力していく所存です。
投稿者:クリニック広報
やよいメディカルクリニック -和歌山県岩出市の医療・病院-
糖尿病患者の増加とともにそれに伴う医療費の増大も問題になっている昨今、特に糖尿病性腎症の悪化により人工透析が必要になった場合、一人当たり年間500万円の医療費が必要になると言われております。
この現状に対する対策として、日本医師会・日本糖尿病対策推進会議・厚生労働省の三者が協議し、平成28年4月に「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」が策定され、本県においても同プログラムを策定し市町村や各保険者が行っている「健康診査・保健事業」と医療機関が連携・協力の強化を行いながら糖尿病性腎症の重症化予防に努めている状況です。

今回の研修会では、現状の取り組みの経過や当院の所属する那賀圏域の各市(岩出市・紀の川市)の状況報告などを拝聴致しました。
特別講演には和歌山県立医科大学 内科学第一講座 准教授の古田浩人が登壇され、和歌山県の糖尿病性腎症重症化予防プログラムにおける受診勧奨の対象者や重症度の対応方法等々についてご説明いただきました。
座長を務められた公立那賀病院 名誉院長の近藤先生からは自院での糖尿病透析予防指導の10年間にわたる経過報告があり、腎症の早期からの介入によって重症化の進展・予防につながることを示唆されました。
当院においても医師、看護師、管理栄養士が一体となって糖尿病性腎症の重症化予防に尽力していく所存です。
投稿者:クリニック広報
やよいメディカルクリニック -和歌山県岩出市の医療・病院-