平成27年2月14日(土)~15日(日)、紀南文化会館で開催された第8回一般社団法人日本介護支援専門員協会全国大会in和歌山・第14回近畿介護支援専門員研究大会和歌山大会へ参加してきました。
「支え・支えあう、心通わせるケアマネジメント~暮らし・いのち・よみがえり~」をテーマに開催され、全国各地から約820名もの参加があったとのこと。

1日目は「暮らし・いのち・よみがえり~寄り添うことの価値とは…~」をテーマに、講演やコンサート、パネルディスカッションが行われました。
2日目はケアマネジメント・介護支援専門員研究・実践事例発表会。6つの分科会から第2分科会「認知症の人を支える多様なケアマネジメントを考える」に参加しました。
セラピー用アザラシ型ロボットを用いた事例も印象に残りましたが、最も印象に残ったのは、独居で認知症が進行している方を在宅で支援する事例でした。徘徊が始まり、探し回ることが多くなった頃、近所の人達に認知症であることを伝え、協力を依頼したところ、徘徊していたらヘルパーが訪問する時間まで預かってくれたり、連絡してくれたりするようになったそうです。
国は要介護状態や認知症になっても住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を推進していきますが、地域の人達の力がないと成り立たないと思います。なぜなら今後、これまで以上にインフォーマルサービスの活用が求められるようになるからです。
分科会の中で、重度の認知症になっても、自宅で過ごす為には何が必要かという話になった時、発表者の一人が家族や地域の覚悟と話していました。できるだけ早く一般の方に地域包括ケアシステムには、地域の人達の力が不可欠であることを知ってもらう必要性を強く感じました。
介護老人保健施設やよい苑HP
投稿者:居宅介護支援事業所 所長・谷所
「支え・支えあう、心通わせるケアマネジメント~暮らし・いのち・よみがえり~」をテーマに開催され、全国各地から約820名もの参加があったとのこと。

1日目は「暮らし・いのち・よみがえり~寄り添うことの価値とは…~」をテーマに、講演やコンサート、パネルディスカッションが行われました。
2日目はケアマネジメント・介護支援専門員研究・実践事例発表会。6つの分科会から第2分科会「認知症の人を支える多様なケアマネジメントを考える」に参加しました。
セラピー用アザラシ型ロボットを用いた事例も印象に残りましたが、最も印象に残ったのは、独居で認知症が進行している方を在宅で支援する事例でした。徘徊が始まり、探し回ることが多くなった頃、近所の人達に認知症であることを伝え、協力を依頼したところ、徘徊していたらヘルパーが訪問する時間まで預かってくれたり、連絡してくれたりするようになったそうです。
国は要介護状態や認知症になっても住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を推進していきますが、地域の人達の力がないと成り立たないと思います。なぜなら今後、これまで以上にインフォーマルサービスの活用が求められるようになるからです。
分科会の中で、重度の認知症になっても、自宅で過ごす為には何が必要かという話になった時、発表者の一人が家族や地域の覚悟と話していました。できるだけ早く一般の方に地域包括ケアシステムには、地域の人達の力が不可欠であることを知ってもらう必要性を強く感じました。
介護老人保健施設やよい苑HP
投稿者:居宅介護支援事業所 所長・谷所