
平成30年8月23日(木)岩出市総合保健福祉センターにて、ケアマネージャーやサービス事業所の職員、民生委員等地域で高齢者を支援されている方に『「食べる」を地域で支えよう』をテーマに講演させて頂きました。
この日は台風が近づいており、天候が心配されましたが、約30名も参加くださいました。

まずは食べる力を維持していく為に、おくちのケアや声を出す機会を作る事、また、体力づくりの大切さをお伝えしました。

次に、家で簡単にできる「呼吸」と「おくち」のリハビリ体操を皆で行いました。
「おくち」のリハビリ体操は最近、世間でも広まってきているのですが、「呼吸」を鍛える事はあまり知られておらず、呼吸を鍛える事でしっかりむせる事ができ誤嚥性肺炎の予防につながる事を話も交えながら和やかに行いました。
最後に、実際にのみこみが悪くなり食べる事がつらくなった方への支援方法の紹介を行い、幸いにも天候が荒れる前に終える事が出来ました。
講演後、参加者の一人から、今回行った「呼吸」と「おくち」のリハビリ体操を取り入れたいというお話も頂き、とてもうれしく思いました。
今後も少しでも地域の皆様のお力になれればと思いますので、よろしくお願いいたします。
介護老人保健施設やよい苑
投稿者:介護老人保健施設やよい苑 言語聴覚士 木村