彌栄会オフィシャルブログ

【彌栄会オフィシャルブログ】では、彌栄会の行事やお知らせ、役立つ情報などを随時更新します。

熱中症予防について

2014-07-27 07:00:00 | 介護老人保健施設やよい苑
梅雨が明けとともに本格的な夏が到来いたしました。


ニュース等でも報じられているように、今年も全国的に猛暑日となることも多く、熱中症により救急搬送される方も増えております。


熱中症につきましては、これまでも当法人ブログにてご紹介させていただいておりますが、発生の頻度が高くなる時期となりましたので、これまでのブログ記事や他の文献等を引用させていただきながら、再度ご紹介いたします。


熱中症は高温の環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能に支障が出ることにより発症するものと言われており、症状が悪化すれば、重篤な状態に繋がります。


しかし、予防対策を行うことにより防ぐことが可能です。


熱中症は屋外だけでなく屋内そして夜間も発生いたします。


予防対策の一例としては下記の内容が挙げられています。


屋外に出かけられる際は、直射日光を避ける、日傘を差す、通気性の良い衣服を着用する。


長時間の炎天下での行動を控えるなど、これらのことについて十分な対策を心がける。


自宅においては、蒸し暑くなる浴室やリビング、キッチン等の換気そして、エアコンや扇風機を活用しての気温と湿度を調節する。


就寝時においては吸湿性や通気性の良い寝具等を選択するとともに、エアコンや扇風機を使用し寝室の気温や湿度を調節する。


その他、自宅でエアコンを使用している際に、タンスやクローゼットを開け、涼しい空気を送ると効率よく室内の温度も調整できるそうです。


また、屋外でも自宅でも頭部(頭)頸部(首)腋下(腋の下)の冷却などは体温を下げることにつながり、有効とされています。
そして、これらを共通し、屋外また室内、夜間ともに最も重要な事は水分補給です。


水分と言っても、コーヒーや紅茶のようなカフェインを含む飲み物、アルコールでは利尿作用を促すので水分補給には適していません。
また、汗をかいた時にナトリウムやカリウム等のミネラルが失われる為、ナトリウムやカリウム等も補給する必要があります。


熱中症予防対策の水分補給は、カフェインを含まずナトリウムやカリウム等のミネラルを含んだスポーツ飲料や経口補水液が適していますので、就寝前を含め、適時にて水分補給を行うことが大切です。


夏本番となり猛暑日も多くなることとは思いますが、私達スタッフも熱中症対策を十分に行い、利用者様に安心して過ごしていただけるよう頑張ります。

介護老人保健施設やよい苑HP

投稿者:
介護老人保健施設やよい苑 
医療安全管理委員会
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クリニック便り~DM cafe( 糖尿病教室) のご案内~

2014-07-23 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
夏はまだ始まったばかりだというのに、うだるようなこの暑さに早くも音を上げております。


以下、7月のDMcafe(糖尿病教室)7/21(月)~8/1(金)のスケジュールをお知らせ致します。


場所・やよいメディカルクリニック 1F 栄養指導室


時間・15:00~15:30


参加費・無料
※ 日程は2週間単位で行っており、どの週のどの曜日からでも参加できます。


第1週目

7/21(月):お休み

7/22(火):食事ってやっぱり大事?

7/23(水):あなたの足は大丈夫?

7/24(木):からだを動かすっていいこと

7/25(金):糖尿病ってどんな病気なの?


第2週目

7/28(月):どんな検査や薬があるのかな?

7/29(火):上手な外食の取り方教えます

7/30(水):低血糖になったらどうするの?こんな時はシックデイ?

7/31(木):ビデオで学習(目の病気について)

8/1(金):ビデオで学習(メタボについて)


午後のひと時、お茶でも飲みながら糖尿病について役立つお話を聞いてみませんか?


糖尿病と上手に付き合い、健康的な生活を送るためのお手伝いをさせていただきますので、ぜひご参加ください。

やよいメディカルクリニックHP

投稿者:クリニック広報
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クリニック便り~院内風景~

2014-07-12 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
先日、患者さまが当院へお花を持ってきてくださいました。


今回はDMcafeに参加された患者さまからで、トルコキキョウです。


原産地はトルコではなく北アメリカだそうで、花言葉は「優美」・「希望」などだそうです。


また、今では日本で改良が重ねられて、一大産地となっているそうで世界各国に輸出されているそうです。


ピンクと紫色の2種類で、とても待合室が華やかな雰囲気になりました。


最後になりましたが、キレイなお花を持ってきてくださった患者さまに感謝申し上げます。

やよいメディカルクリニックHP

投稿者:クリニック広報
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和歌山県老人保健施設協会~平成26年度 新人職員研修会~

2014-07-11 07:00:00 | 介護老人保健施設やよい苑
平成26年7月4日(金)、和歌山県老人保健施設協会 平成26年度 新人職員研修会がアバローム紀の国で開催されました。


当法人からは、協会理事でもある和田本部長、研修会の運営として林事務長・長谷川施設統括課長、受講生として施設介護士 木村・デイケア介護士 白井・リハビリ助手 大久保が出席致しました。



研修会の開催にあたり、協会を代表して和田本部長が開会の挨拶を行い、研修会はスタートしました。



今回の研修会は、「おもてなしの心を学ぶ」~礼儀作法を実践する~と題し、ステップワン キャリアスクール統括本部 統括責任者、キャリアコンサルタントの石川 礼子先生よりご講義頂きました。


自己紹介の重要性や笑顔の作り方、清々しい立ち居振る舞い、または食事等の一般的なマナー等について、グループワークや実践を交えての講義で、楽しく学ぶ事ができました。


「おもてなし」
昨年話題になった言葉ではありますが、「おもてなし」とは何か。
また、「サービス」と「おもてなし」との違いは?等、とても興味深い内容でした。


「サービス」とは、いつでも、どこでも、誰にでも全ての人を対象とし、対価が発生するもであり、「おもてなし」とは、この時、この場所、この人だけに、対価を求めえない自発的な行為または思いやる心である、という事を学ばせて頂き、それぞれの業務において、目配り・気配り・心配りがいかに重要であるかという事を再認識できました。


また、石川先生は「たのしい」という言葉を、『楽しい』ではなく『愉しい』と表現されました。
そして、石川先生はこうおっしゃいました、


「よく『仕事は楽しくしましょう』という言葉を聞きます。
でも、決して仕事は“楽”なものではないし、楽な仕事もない。でも“愉快”に仕事することはできる。」


心に残る一言でした。
仕事を“愉快”にするのも、そうしないのも自分の気持ち一つ。
常にこの言葉を意識し、愉しく仕事をしようと強く感じました。


講義の最後には、介護職員としての今後の目標や夢について発表し、今回の研修会は終了しました。


今回の研修会で、介護職員として、社会人として、そして人として忘れてはならない大切な事を改めて学ばせて頂きました。
今後は「おもてなしの心」を忘れず、「愉しく」仕事をしたいと思います。


介護老人保健施設やよい苑HP

投稿者:参加スタッフ一同
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平成26年度「わかやまシニアエクササイズ新規指導者養成研修会」

2014-07-08 07:00:00 | 介護老人保健施設やよい苑
平成26年7月1日(火)和歌山大学で行われました、平成26年度「わかやまシニアエクササイズ新規指導者養成研修会」にリハビリテーション課より大久保、事務所より私大嶋が参加させていただきました。


この研修は、シニアエクササイズ教室を行う際に必要となる資格を取得するための研修会であり、午前・午後のカリキュラムに沿って講義がなされました。


まず初めに、和歌山県長寿社会課高齢者生活支援室 栗山氏による講義が行われ、介護予防の基本的な考え方についてお話しいただきました。


その中で、和歌山県内の高齢者人口や高齢化率を用いて県内の現状についての説明があり、特に高齢化率は近畿圏内で1位、全国でも5位という位置付けに驚きました。


その後は、わかやまシニアエクササイズについての説明がなされ、下肢の筋力アップによる転倒予防と、参加者同士のコミュニケーションの場、それらに伴い活動する機会の増加による介護予防の街づくりが広がっていく事を目的に行われている事を知り、年々、シニアエクササイズ教室参加者数・自主活動グループ数が増えている事も印象的でした。


次に和歌山大学教育学部 本山貢教授は、わかやまシニアエクササイズ運動プログラムの基本理論、筋力トレーニング・ステップ運動の作成および指導方法について講義していただきました。


筋力トレーニングとステップ運動は負荷をかけすぎず、ゆっくりと行うことが重要とされており、負荷をかけ、リズムを早くしたから良いという事ではなく、ゆっくりと自分の体重だけで行う適度な負荷で十分とされています。


また音楽のリズムに合わせたり歌を歌うことで脳を活性化させ、認知症の予防にも効果的とされています。


筋力トレーニングとステップ運動を続ける事により、3か月のシニアエクササイズで筋肉が7歳若返り、半年で10歳若返ると証明されたとの事です。


次に和歌山大学教育学部 谷口和也研究支援員による食事と運動について講義していただきました。


運動をするだけで良いというわけでもなく、そこに食事のバランスとタイミングにより、より効果的な筋力維持ができるという事が分かりました。


筋肉を維持するうえで最も重要な栄養素はタンパク質(大豆・チーズ・ささみ等)とアミノ酸です。


そして、食事は運動後すぐの摂取が大切であるとされています。


運動後すぐにタンパク質を摂取した人と、運動後2時間後にタンパク質を摂取した人とでは10%ほど筋力が違う結果が出ていたそうです。


以上の講義を受けて私は以前、岩出市のシニアエクササイズに同行させていただいた事がありますが、その際には知識も少なく、ただ単に体を動かす程度としか思っていなくて、今回研修に参加させていただき、どういった目的で、どのような効果があるのかということが十分に学ぶことができ、このような機会をいただき良かったと感じています。


今後、シニアエクササイズに関わることがあれば、今回学んだことをしっかり活かしていきたいと思います。

介護老人保健施設やよい苑HP

投稿者:事務所・大嶋
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