彌栄会オフィシャルブログ

【彌栄会オフィシャルブログ】では、彌栄会の行事やお知らせ、役立つ情報などを随時更新します。

Relay For Life Japan 2019 Wakayama

2019-05-30 07:00:00 | 医療法人彌栄会


令和元年5月25日(土)から26日(日)にかけて、和歌山公園砂の丸広場にてリレー・フォー・ライフ・ジャパン2019わかやま(以下RFLと略称)が開催されました。


RFLは、同じ苦しみを持つがん患者さんや、がん患者さんを支える多くの人々が知り合うことで新しい一歩を踏み出し、勇気と希望を与える場となっています。


また、がん患者さん自身もボランティアとして参加されていることから、その姿を医療従事者や一般の方々が目にすることで「社会のがんに対する認識を変えていく」という思いがあります。


日本では2006年に茨城県つくば市で開催してから全国各地に広がり、和歌山県でも2014年に初めて開催され、今年で6回目となります。


メインのリレーウォークは「がんは24時間眠らない」、「がん患者は24時間闘っている」ことから、24時間交代で夜通し歩き続けるイベントで、がんについて分かち合う場となっています。


彌栄会からも和田本部長をはじめ、多数の職員が今年も参加しています。


開会セレモニーでは、がんサバイバーでもある尾花和歌山市長も挨拶され、男性62%、女性47%の方が当たり前のようにがんになられていることや、10年前に肺がんを発症し、周りに人々に支えられ一緒に闘ったこと、がん早期発見に取り組んでいること、がん検診車の紹介及び、当日会場でがん検診を受けることができること等、呼びかけておられました。





その後、12:30より子供ボランティアによる元気な掛け声と共に、リレーウォーク&ランがスタートし、私達も皆様と共に参加させて頂きました。 





夜はルミナリエバッグには明かりが灯されており、その一つひとつにがんに対する想いやがんで亡くなった大切な人へのメッセージ等が書かれていました。





エンプティテーブルは、会場に来ることができなかった、またがんとの闘いの中、亡くなった人の席で、白いテーブルに空いた椅子を並べます。


テーブル上には伏せられたグラスや一輪のバラが生けられた花瓶、一切れのレモンや塩がちりばめられた皿等が飾られており、それぞれ意味があります。


「白いクロス」は、医療従事者たちの支えを意味します。


「リボン」は、がんの治療法開発を支えている多くの人々の襟に飾られてきたリボンを表します。


「赤いバラの花」は、家族や友人の愛や、病気と闘う強い決意を表します。


「レモン」は、病気との苦い闘いを表します。


「塩」は、患者の流した涙、大切な人を亡くした方々の涙を表します。


「ふせたグラス」は、ここに来られなかった方への追悼を表します。








その他、24時間を通し、様々なチャリティーイベントが行われました。








現在、日本人の2人に1人は生涯のうちにがんに罹患し、年間で亡くなる人の3割が、がんで死亡するといわれており、私たちにとっても身近な事であると言えます。


毎年RFLに参加することで、利用者様や家族様の支援のことや、家族や自分が、がんになったらどうするのか、がんで亡くなられた方々のことなど、改めて自分なりに考える機会となります。


だぶん、こうして考えることが、大事なのだと思います。


古に漂泊の僧侶、西行が終焉の頃に呼んだ句が有ります。


「願はくわ 花の下にて 春死なん この如月の望月の頃 」


【私が死ぬときはこのようにして死にたい】という西行の思いであり、実際この句の通りに命を終えることができたそうです。


現在、そういった思いがどこまで通用するのか、自分が行ってきた支援も含めて考えてみると、自分だけ都合よく終焉を決めることができるのか?と自問自答してしまいます。


今回を機に5年前に書いたメッセージノートを見直してみようと思います。


最後になりましたが、実行委員長を始め、実行委員の皆様、本当にお疲れさまでした。


ありがとうございました。


医療法人彌栄会HP

                     
投稿者:居宅介護支援事業所 田中

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クリニック便り~「2019年度和歌山つぼみの会サマーキャンプ」のお知らせ~

2019-05-23 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
小児1型糖尿病を対象としたサマーキャンプというイベントをご存知でしょうか?


1型糖尿病は膵臓(すいぞう)のβ細胞が破壊されて、インスリンが分泌されなくなる疾患で、生後すぐに発症する場合もあり、国内の15歳未満児の発症率は毎年10万人当たり1.5~2人とされています。


日本人は諸外国より発症率が低いため、逆に社会の理解が進まず、患者さんが周囲の無理解や孤立感に悩む原因となります。


そういった患者さんやそのご家族を支援し、糖尿病に関する正しい知識と自己管理、ともに病気と向かい合う仲間を作る機会を提供するために毎年全国各地で様々なキャンプが開催されています。


和歌山では和歌山つぼみの会(和歌山県糖尿病協会)が主催し、今年も8/2(金)~8/4(日)のスケジュールで日高郡の白崎青少年の家で2泊3日のキャンプを開催致します。


私も長年このキャンプに医師として運営・参加させていただいており、病気でお悩みの方は是非参加をしてもらえれば幸いです。






投稿者:やよいメディカルクリニック 院長 坂頭節哉
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クリニック便り~春のウォークラリーに参加しました~

2019-05-22 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
令和元年5月12日(日)、毎年恒例の春のウォークラリーが開催され、当クリニックからも「やよい青輪会」として参加させていただきました。


このウォークラリーは公立那賀病院の糖尿病患者友の会である「六果会」が主催となり、年2回春と秋に開催され、当院の糖尿病患者友の会「やよい青輪会」発足時からも参加させていただいております。


今回のコースは以下の行程となりました。





那賀病院を出発 → JR打田駅 → JR岩出駅 → 大宮神社 → 大宮緑地公園 → 岩出地区公民館 → 那賀病院に戻り解散





ウォーキングの途中には今回のコースにまつわる歴史問題や糖尿病に関するクイズ、緑地公園の運動場では参加者全員での玉入れ競争を行うなど、終始参加者を楽しませてくれる盛りだくさんの内容でした。














約5kmのコースの終点は岩出地区公民館にて、カロリー計算のされた昼食のお弁当。





おいしいお弁当でお腹も満たされたところで、少しお勉強の時間です。





今回は近藤 名誉院長による「腎症」についてのレクチャーでした。


それが終わるとクイズの答え合わせと表彰式なのですが…


なんと今回は当院の青輪会から参加の方が見事優勝を飾りました!


最後に、いつも素敵なウォークラリーの企画・運営に携われている那賀病院のスタッフの方々ならびに関係各位の皆様方に心より感謝申し上げます。



投稿者:クリニック広報

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那賀医師会 医療従事者永年勤続表彰

2019-05-14 07:00:00 | 介護老人保健施設やよい苑





令和元年5月11日(土)


那賀医師会館において那賀医師会 医療従事者永年勤続表彰式が行われ、医療法人彌栄会推薦により私中山が表彰いただきました。



私は平成15年に介護老人保健施設やよい苑リハビリテーション課に理学療法士として入職、早いもので今年で16年になります。

ここまで続けてこられたのは黒山理事長、和田本部長はじめ多くの彌栄会の職員の皆様の支えがあったからこそと心より感謝しております。仕事を続けるなかご迷惑をおかけしたことも数多くありましたが、皆様のご指導の下たくさんの経験と勉強をさせていただきました。

これからも微力ではございますが、彌栄会及び地域医療、介護(福祉)の発展のため頑張っていきたいと思います。

今後ともご指導、ご鞭撻、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

この度は本当にありがとうございました。


やよい苑リハビリテーション課課長 中山 一弘
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車両安全管理委員会(実技講習会)

2019-05-08 07:00:00 | 医療法人彌栄会
平成31年4月25日(木)17時30分より法人屋外駐車場において、車両安全管理委員会主催の勉強会を行いました。


いつも春に行われる勉強会ではタイヤ交換の講習がメインとなっていましたが、今回はタイヤ交換だけではなく日常点検の内容や点検方法、普段あまり使うことのない発煙筒の使い方・バッテリーが上がった時の充電方法の講習を行いました。





日常点検ではタイヤの状態確認のポイントや空気圧のことを主に説明させていただきました。
JAFのホームページに点検のチェックリストが掲載されていますので確認してみてください。





発煙筒の使い方では、どのような状況の時にどのように使用するか、また使用期限があることなどを説明しました。





バッテリーが上がった時のケーブルでの充電方法では法人車両を二台使用して、つなぎ方や順番を見ていただきました。
ケーブルは持っているけど実際に使う機会がないのでやり方を知らなかった・つなぐ順番が曖昧だったので勉強になったなどの声が上がっていました。





最後のタイヤ交換では田中ケアマネージャーに実技をお願いして、手順や交換時の注意点・ポイントなどを教えていただきました。
田中ケアマネージャーお忙しい中ありがとうございました。


訪問や送迎時だけではなく、自家用車を使用する際にも日常点検は大切ですので、日頃から行うように心掛けてください。
また、今回説明させてもらいました発煙筒・バッテリーケーブルの使い方・タイヤ交換といった非常時での対処方法も覚えておいていただけたらと思います。


車両安全管理委員会では、今後も定期的に勉強会を開催いたしますので、是非ご参加ください。


医療法人彌栄会HP


投稿者:車両安全管理委員会
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