
令和元年10月24日(木)地域在宅総合ケアセンターにて車両委員会による秋の定期勉強会を開催いたしました。
今年の4月にもタイヤ交換やバッテリー上がりの対応法などの実技講習を行い、クリニック並びにやよい苑のスタッフが参加してくださいましたが、今回の勉強会にはそれを上回るスタッフが、業務終了後にも関わらず多数参加してくださいました。
毎年、秋の講習会ではスタッフの皆様からのご要望をお聞きし、車両に関する疑問や注意点などをDVD鑑賞や○×問題などを行いながら進めていますが、今回は実際に事故にあった時の対処法を教えてほしいとのお声もあり、法人の安全運転管理者である長谷川地域在宅総合ケアセンター長に講師を依頼し、車両事故対応についてのお話をしていただきました。
実際に事故にあった時の対処法を、スライドを使用しながら経験談を交えて詳しく説明していただき、参加したスタッフも真剣に耳を傾けていました。
交通事故の対応として
①負傷者の確認と救護
②事故車両を安全な場所へ移動
③警察への連絡
④相手の連絡先などを確認
⑤事故状況と目撃者を確認
⑥その場で示談にしない
また、どんな軽微な事故であっても必ず警察に届け出ること、事故状況を把握し自分の主張をしっかりと伝えることなどが重要であるとお話されていました。
最後に、飲酒運転による交通事故の加害者の妻が警察署長に宛てた手紙を紹介してくださいました。
交通事故では一瞬の判断ミスや気の緩みから人生を狂わせてしまうということ、事故を起こした当事者だけでなく、その家族も罪を背負う可能性があるということを改めて感じさせられる手紙でした。
約1時間の勉強会でしたが、盛りだくさんの内容であっという間に講義は終了しました。

今回の勉強会ではスタッフの皆さんに、より車両についての知識を深め、事故に対しての意識向上に繋がったのではないかと思います。
車両委員会では今後もスタッフの皆さんに役立つ活動を行っていきたいと思いますので定期勉強会や実技講習への積極的な参加をよろしくお願いいたします。
医療法人彌栄会HP
投稿者:車両安全委員会 河知