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スポーツの秋

2020-11-19 10:07:25 | 日記
大相撲が寂しい。毎日の取り組みが打ち出しが近づくと寂しくなる。2人の横綱が居ない。新大関の正代も居ない。朝乃山も休場である。家族連れでレストランへ行ったら、ラーメンが無い、カレーが無い、焼きそばも無い、といった状態に似ている。それでも観客は制限人数いっぱいに入っているようだから、お客様は神様だ。テレイの視聴率はどうなのか。私は最後の3番ぐらいしか観ない。家人は遠藤関の取り組みだけを観ている。

プロ野球の日本シリーズが21日から始まる。巨人とソフトバンクの対戦だが、私にはどちらがどう強いのか全くわからない。巨人の4番打者が岡本和真君であることは知っている。彼は、智弁和歌山高校で高嶋仁監督に育てられた選手だ。こういう話をするだけで、ああ今年は夏の甲子園が無かったんだと思ってしまう。

我が家の裏横に保育園がある。秋になると、運動会の練習が始まる。太鼓が鳴り、子供たちの叫び声があがる。しかるに、本番の運動会がいつ行われたのかがわからない。家人に訊いてみると、この前終わった気がすると言う。つまり、密にならないように、子供たちの家族を来場制限して、静かに行われるらしいのだ。そうなると、みんなで楽しいお弁当といったことも無いのだろう。足の速いチビ坊やも、見せ場が与えられずにガッカリしていることだろう。

29日に競馬ジャパンカップがある。デアリングタクト、コントレイル、アーモンドアイの無敗の三冠馬が激突する。しかも、アーモンドアイの引退レースでもある。3頭の3連複馬券とを2千円だけ買ったら、1.1倍の配当がついて、2千2百円になるだろうか。いや、3頭の中の1頭、あるいは2頭が3着以内を外すかもしれない。と今から楽しみにしている。競馬ももちろんスポーツである。

11月15日

2020-11-19 10:00:08 | 日記
昨夜、娘が関西(京都)旅行から帰って来た。玄関で迎えたお嬢が、「おかえり」と鳴いた。娘が留守の間、お嬢は毎朝、ベッドの中の家人の顔の前へ来て、朝ご飯を催促していたという。リャンピンはそういう役目はお嬢に任せている。2名共、私を頼りにすることはない。ネコ達も家の事情はわかっている。私のことは、「アンタも同じ居候だな」という目で見ている。

娘が大量の土産を買って来た。昼食は豚まんである。こちらで言う肉まんである。これが旨い。甘いものが赤福を筆頭にズラリと並ぶ。<食べてみなはれ>であり、<ごっつう旨いでっせ>であり、<肥りまっせ>である。娘はアンコ類はあまり好まない。赤福は食べない。家人は何でも来いである。

コロナ感染者が激増している。わが神奈川県も厳しい。私が思うのは、無症状→陰性の人も多いのだろうが、感染したら死の苦しみがあるということの報道があまりされていないのではないかということだ。加えて後遺症のこともある。コロナに罹るかどうかは運である。大地震が来た場合は、そのときにどこに居たかであるが、それと同じ運である。テレビのコメンテーターでは、そのことを言う人がいない。

大統領問題がすっきりしないアメリカでも株価が上がっている。日本も日経平均で2万5千円台にのっていて、これはバブル期以来のことだそうだ。なんだか行き過ぎのように感じているが、専門家はそうは言わない。不思議な日々が続く。

競馬エリザベス女王杯は第一本命のラッキーライラックが快勝。どうにも堅そうなので8番センチュリオから見物料として2千円だけ穴目に流したが不発。今朝の血圧は140-83。

11月

2020-11-15 11:46:55 | 日記
11月11日は独身の日だそうで、日本では何の話題にもならなかったが、中国ではお祭り行事のようなものがあったのか、テレビで紹介されている。14億の人口を抱える中国では、独身は称賛されるのだろうか。独身貴族という言葉がある。独身の好さは自由にある。時間と財布の自由にある。我が家にも一人いるが、まさにその通りであって、趣味は海外旅行である。今はコロナに邪魔されているが、それでも今週は4泊5日で京都を楽しんで来た。財布の方は甥に背広を買ったりしているから、紐を緩めるのも自由なのだろう。私も時々高級洋酒をもらう。琵琶湖の近くまで行ってネコを買って来たりもしている。

ケネディ大統領暗殺は、昭和38年の11月22日(日本時間)だった。その翌日、私は会社の野球部の試合があって、球場のある多摩川の河川敷へ行った。目黒線の車内が妙に静かだった。乗客のほとんどが新聞を読んでいた。ケネディ事件を読んでいた。電車の車両(ハコ)の中の雰囲気があのようなシーンとした空気になったのを、私はほかに知らない。この事件として、オズワルドという男がすぐに逮捕されたが、彼もまたすぐに射殺されてしまう。ケネディ暗殺の謎は現在に至るも明確には解かれていないのではないか。

11月22日は、いい夫婦の日である。いい夫婦ってなんだろう?山口瞳先生は、宮本信子さんに、結婚とは何かと問われ、「1に辛抱、2に忍耐、3,4が無くて、5に我慢」と答えているが、夫も妻も、これが守れるか。守れたらオバケである。もしかすると、この世にはオバケ夫婦がいるかもしれんうが、オバケはやはり気持ちが悪い。私は、夫婦に欲しいものの第一は相性だと思っている。相性とは何か?私は毎晩酒を呑む。主菜にイカと里芋の煮物が出て来る。「おお、今年もそんな季節か。そろそろこれが食べたかったんだ」となる。そこまででOKだ。それが相性というものかと思う。

呑む、打つ、買う

2020-11-15 11:39:43 | 日記
「男の一生は、所詮、ノム・ウツ・カウである」と書いたのは山口瞳先生だった。山口さんご自身は、カウはなさらない。「自分は軽いしである。ココロは、カカトスルバカリ」と仰っている。酒にも女にもギャンブルにも金が要る。体力が要る。健康でなければならぬ。根気といったようなものも欠かせないだろう。すなわち、男の一生となる。

酒量が減り始めたのは、26年前の脳梗塞からだったと思う。ドクターからは、「いちばん怖いのは寝たきりになることですよ」と言われた。これがズシンと来た。半身(あるいは全身)不随で、心臓だけが動いているというのは拷問だろう。それでも少量の酒は呑んでいる。毎晩、呑めている。私の夕食はウィスキーの水割りと何種類かのツマミだけである。それがずっと続いている。10年前からは腰が悪くなった。車で15分ほどのところにホテルがある。そこのバーでオールドパーの水割りを呑みたいのだが、それができない。

馬券が電話で買えるということが実にありがたい。私と同じ思いである人は大勢いると思う。これがなければ、場外売場へ行ってくれる人間を探さなければならぬが、それももう無理だ。週に2日だけだが競馬を楽しめる。賭けるのはわずかな金でしかないが、それでいい。だから、このコロナ時代にJRAが開催を続けた勇気には大きな拍手を送りたい。

私が自分の金で買うのは馬券と酒だけである。株も少しだけやっているが、これは自分の金と家の金を合わせたものだ。もうひとつ、健康の一部も金で買っているのではないかと思うことがあって、それが、重田名人の指圧であり、朝夕に服む各種の薬である。3カ月に一度、健診に行く。血液、レントゲン、尿、心電図などアレコレの検査があって、「ま、だいたい良好」の結果が出たときに、そのことを思う。

2020-11-15 11:31:51 | 日記
豊真将という力士が好きだった。変な言い方になるが、特に負けた時が好いのである。大相撲では勝負がついた後、勝者は土俵に残って行事の勝ち名乗りを受けるが、敗者は先に土俵を降りる。豊真将は負けると背を正し、腰を直角に追ってお辞儀をする。いかにも礼儀正しい所作だ。凛としている。ありがとうございました、が無言のうちに伝わって来る。勝負師としての潔さが快いのである。負けて去るときに不貞腐れたような表情でアゴをしゃくるような態度を取る力士もいる。イヤな感じが残る。それだけで応援したくなくなってしまう。茨城の中学時代。各学級に男女1名ずつの優等生が配分されていて、学級委員長には男の方、副には女の方がそれぞれ選挙によって決められていた。つまりは選挙と言っても、無投票当選と同じだった。私が体育委員に選出される話は以前に書いた。授業が始まる前、委員長は起立・礼・着席の声をかけるのが決まりだった。私は時々これをやった。2列前の机にいる委員長に、「1時間目、俺にやらせろ」と言う。私は別にクラスの番長ではないが、委員長の優等生はおとなしいから、言うことは聞く。教師が入って来て、教団にあがる。「起立!」、いつもの声と違うので、あちこちでクスクスと笑い声が出る。「礼!」、私だけがそのあとに「おはようございます」と言う。今度は笑い声が増える。なぜ、ほかの生徒たちは「おはようございます」の声を出さないのか。これはもう、昭和20年代の茨城の少年少女は無口だったと言う他はない。「着席!」、みんながザワザワと座り、私の役目は終わる。私は何のためにあのようなことをやったのか。第一に面白かったからであり、第二に退屈だったからだった。そして第三に、それが自分の役目であるような気がしていた。とにかく、あの頃の田舎教師の授業は面白くなかった。「礼!」と頭を下げる価値のある教師は数少なかった。