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〇✖式

2020-11-19 10:22:46 | 日記
平成4年に宅建の試験を受けた。年齢と経験(不動産業での仕事をしたことがない、等)の条件から見ると、合格率は低かったが、設問のことを考えると、案外こなせるような気がした。テストはマークシート方式で全50問、1つの問題は4つの記述の中から1つの正答を選ぶ方法がとられている。つまり、4つの中に1つだけ〇があるわけで、いわゆる〇✖式とは少し違う。〇✖式では、4つの中にいくつの〇があるか、はわからないのだ。

昭和23年に学制改革が行われた。私はその中の新制中学の第一期生であり、また〇✖式世代とも呼ばれた。〇✖世代という呼び方には少々の軽蔑の響きがあった。つまり、「お前たちの学校のテストは、〇と✖をつけるだけで、記述を必要としない安易なものだ」といったような意味である。しかし、〇✖式では出題者も工夫する。なんとか間違えさせてやろうと考える。いじわるになる。

「次の中に三権の長に該当するものがあれば〇をつけよ」(これは私が中学2年か3年のときに実際に出題されたものである)。
(A)内閣総理大臣 (B)最高裁判所長官 (C)衆議院議長 (D)参議院議長

社会科に民主主義の授業があって、三権分立を教わっている。司法、立法、行政の独立性を教わっている。この問題の穴は参議院議長にある。三権の長だから3人なのではないか。ひとり〇でないのは参議院議長ではないか。たとえば、国家予算の案は衆院で可決されれば、参院で否決されても成立するということが教科書にあった。と考える優等生がいる。それが出題教師の狙いであり、4人列記されていて4人オール〇はないのではないかという頭も働く。私がハンデを背負いながら、宅建を突破したのは、昔の〇✖式がナンボか役立ったのかもしれない。

歌詞

2020-11-19 10:13:07 | 日記
●筑波の嶺の青雲を 遥かに仰ぐ若き眉(常総学院高校)
●朝日直射す富岡の阜 紺碧の波 額に迫る(横浜高校)
●果てしも知らぬ平原に 相模の流れせせらぎて(東海大相模高校)
●東雲の上野ケ丘に 花めぐり そびゆる甍みどり濃き(池田高校)
●大和平和にそびえ立つ 生駒の峰が松風が(大阪桐蔭高校)

甲子園に流れる高校の校歌には学校の周囲の自然を表す詞が多い。そういう中に、<やれば出来るは 魔法の合言葉>という珍しいフレーズが入るのが、愛媛の済美高校だ。珍しいどころか<魔法>の2文字を使った校歌は日本に1つだけだと思う。

サラリーマン時代は大人数の宴会が多かった。特に私は購買課勤務が長く、下請けの町工場のオッチャン社長の酒の相手をすることになるから、どうしても途中から歌が出る。そういうとき私はいつも『旅姿三人男』を唄った。私は30歳そこそこ、オッチャンは50代が主だから、裕次郎メロディーは合わない。『旅姿三人男』は酒に合う。<清水港の名物は お茶の香りと男伊達>で始まるのだが、これを浪花節調に語尾をのばして唄う。といっても私が歌が下手だから、すべて<つもり>である。のばしているつもりだった。この歌は3章まであるのだが、2章はぬかして、1と3だけ唄う。ラストの<森の石松 森の石松 好い男>のくだりでは、酒がまわっているのが自分でわかった。

一昨年、デイケアサロンでいっしょに雀卓を囲んだ2,3歳上の女性とお茶の時間に宝塚の話になった。もちろん私は宝塚のことはほとんど知らないから、話をきくだけである。途中で『すみれの花咲く頃』のことになり、先輩が小声でそれを口ずさんだので、私もそれに倣った。<君を想い 日ごと夜ごと 悩みしあの日の頃>、小声の合唱になった。<忘れな君 われらの恋 すみれの花咲く頃>と唄い終えると、先輩が、「こんなところで、こんな歌が唄えるなんて」と喜んでくれた。私がこの歌を知っているのは、山口瞳先生の愛唱歌であって、その記述を読んでいたからだった。そういえば、サロンに行かなくなって、もう1年以上経ってしまった。コロナにあれこれを邪魔されると、時の経つのが早いのだろうか。

スポーツの秋

2020-11-19 10:07:25 | 日記
大相撲が寂しい。毎日の取り組みが打ち出しが近づくと寂しくなる。2人の横綱が居ない。新大関の正代も居ない。朝乃山も休場である。家族連れでレストランへ行ったら、ラーメンが無い、カレーが無い、焼きそばも無い、といった状態に似ている。それでも観客は制限人数いっぱいに入っているようだから、お客様は神様だ。テレイの視聴率はどうなのか。私は最後の3番ぐらいしか観ない。家人は遠藤関の取り組みだけを観ている。

プロ野球の日本シリーズが21日から始まる。巨人とソフトバンクの対戦だが、私にはどちらがどう強いのか全くわからない。巨人の4番打者が岡本和真君であることは知っている。彼は、智弁和歌山高校で高嶋仁監督に育てられた選手だ。こういう話をするだけで、ああ今年は夏の甲子園が無かったんだと思ってしまう。

我が家の裏横に保育園がある。秋になると、運動会の練習が始まる。太鼓が鳴り、子供たちの叫び声があがる。しかるに、本番の運動会がいつ行われたのかがわからない。家人に訊いてみると、この前終わった気がすると言う。つまり、密にならないように、子供たちの家族を来場制限して、静かに行われるらしいのだ。そうなると、みんなで楽しいお弁当といったことも無いのだろう。足の速いチビ坊やも、見せ場が与えられずにガッカリしていることだろう。

29日に競馬ジャパンカップがある。デアリングタクト、コントレイル、アーモンドアイの無敗の三冠馬が激突する。しかも、アーモンドアイの引退レースでもある。3頭の3連複馬券とを2千円だけ買ったら、1.1倍の配当がついて、2千2百円になるだろうか。いや、3頭の中の1頭、あるいは2頭が3着以内を外すかもしれない。と今から楽しみにしている。競馬ももちろんスポーツである。

11月15日

2020-11-19 10:00:08 | 日記
昨夜、娘が関西(京都)旅行から帰って来た。玄関で迎えたお嬢が、「おかえり」と鳴いた。娘が留守の間、お嬢は毎朝、ベッドの中の家人の顔の前へ来て、朝ご飯を催促していたという。リャンピンはそういう役目はお嬢に任せている。2名共、私を頼りにすることはない。ネコ達も家の事情はわかっている。私のことは、「アンタも同じ居候だな」という目で見ている。

娘が大量の土産を買って来た。昼食は豚まんである。こちらで言う肉まんである。これが旨い。甘いものが赤福を筆頭にズラリと並ぶ。<食べてみなはれ>であり、<ごっつう旨いでっせ>であり、<肥りまっせ>である。娘はアンコ類はあまり好まない。赤福は食べない。家人は何でも来いである。

コロナ感染者が激増している。わが神奈川県も厳しい。私が思うのは、無症状→陰性の人も多いのだろうが、感染したら死の苦しみがあるということの報道があまりされていないのではないかということだ。加えて後遺症のこともある。コロナに罹るかどうかは運である。大地震が来た場合は、そのときにどこに居たかであるが、それと同じ運である。テレビのコメンテーターでは、そのことを言う人がいない。

大統領問題がすっきりしないアメリカでも株価が上がっている。日本も日経平均で2万5千円台にのっていて、これはバブル期以来のことだそうだ。なんだか行き過ぎのように感じているが、専門家はそうは言わない。不思議な日々が続く。

競馬エリザベス女王杯は第一本命のラッキーライラックが快勝。どうにも堅そうなので8番センチュリオから見物料として2千円だけ穴目に流したが不発。今朝の血圧は140-83。