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11月

2020-11-15 11:46:55 | 日記
11月11日は独身の日だそうで、日本では何の話題にもならなかったが、中国ではお祭り行事のようなものがあったのか、テレビで紹介されている。14億の人口を抱える中国では、独身は称賛されるのだろうか。独身貴族という言葉がある。独身の好さは自由にある。時間と財布の自由にある。我が家にも一人いるが、まさにその通りであって、趣味は海外旅行である。今はコロナに邪魔されているが、それでも今週は4泊5日で京都を楽しんで来た。財布の方は甥に背広を買ったりしているから、紐を緩めるのも自由なのだろう。私も時々高級洋酒をもらう。琵琶湖の近くまで行ってネコを買って来たりもしている。

ケネディ大統領暗殺は、昭和38年の11月22日(日本時間)だった。その翌日、私は会社の野球部の試合があって、球場のある多摩川の河川敷へ行った。目黒線の車内が妙に静かだった。乗客のほとんどが新聞を読んでいた。ケネディ事件を読んでいた。電車の車両(ハコ)の中の雰囲気があのようなシーンとした空気になったのを、私はほかに知らない。この事件として、オズワルドという男がすぐに逮捕されたが、彼もまたすぐに射殺されてしまう。ケネディ暗殺の謎は現在に至るも明確には解かれていないのではないか。

11月22日は、いい夫婦の日である。いい夫婦ってなんだろう?山口瞳先生は、宮本信子さんに、結婚とは何かと問われ、「1に辛抱、2に忍耐、3,4が無くて、5に我慢」と答えているが、夫も妻も、これが守れるか。守れたらオバケである。もしかすると、この世にはオバケ夫婦がいるかもしれんうが、オバケはやはり気持ちが悪い。私は、夫婦に欲しいものの第一は相性だと思っている。相性とは何か?私は毎晩酒を呑む。主菜にイカと里芋の煮物が出て来る。「おお、今年もそんな季節か。そろそろこれが食べたかったんだ」となる。そこまででOKだ。それが相性というものかと思う。

呑む、打つ、買う

2020-11-15 11:39:43 | 日記
「男の一生は、所詮、ノム・ウツ・カウである」と書いたのは山口瞳先生だった。山口さんご自身は、カウはなさらない。「自分は軽いしである。ココロは、カカトスルバカリ」と仰っている。酒にも女にもギャンブルにも金が要る。体力が要る。健康でなければならぬ。根気といったようなものも欠かせないだろう。すなわち、男の一生となる。

酒量が減り始めたのは、26年前の脳梗塞からだったと思う。ドクターからは、「いちばん怖いのは寝たきりになることですよ」と言われた。これがズシンと来た。半身(あるいは全身)不随で、心臓だけが動いているというのは拷問だろう。それでも少量の酒は呑んでいる。毎晩、呑めている。私の夕食はウィスキーの水割りと何種類かのツマミだけである。それがずっと続いている。10年前からは腰が悪くなった。車で15分ほどのところにホテルがある。そこのバーでオールドパーの水割りを呑みたいのだが、それができない。

馬券が電話で買えるということが実にありがたい。私と同じ思いである人は大勢いると思う。これがなければ、場外売場へ行ってくれる人間を探さなければならぬが、それももう無理だ。週に2日だけだが競馬を楽しめる。賭けるのはわずかな金でしかないが、それでいい。だから、このコロナ時代にJRAが開催を続けた勇気には大きな拍手を送りたい。

私が自分の金で買うのは馬券と酒だけである。株も少しだけやっているが、これは自分の金と家の金を合わせたものだ。もうひとつ、健康の一部も金で買っているのではないかと思うことがあって、それが、重田名人の指圧であり、朝夕に服む各種の薬である。3カ月に一度、健診に行く。血液、レントゲン、尿、心電図などアレコレの検査があって、「ま、だいたい良好」の結果が出たときに、そのことを思う。

2020-11-15 11:31:51 | 日記
豊真将という力士が好きだった。変な言い方になるが、特に負けた時が好いのである。大相撲では勝負がついた後、勝者は土俵に残って行事の勝ち名乗りを受けるが、敗者は先に土俵を降りる。豊真将は負けると背を正し、腰を直角に追ってお辞儀をする。いかにも礼儀正しい所作だ。凛としている。ありがとうございました、が無言のうちに伝わって来る。勝負師としての潔さが快いのである。負けて去るときに不貞腐れたような表情でアゴをしゃくるような態度を取る力士もいる。イヤな感じが残る。それだけで応援したくなくなってしまう。茨城の中学時代。各学級に男女1名ずつの優等生が配分されていて、学級委員長には男の方、副には女の方がそれぞれ選挙によって決められていた。つまりは選挙と言っても、無投票当選と同じだった。私が体育委員に選出される話は以前に書いた。授業が始まる前、委員長は起立・礼・着席の声をかけるのが決まりだった。私は時々これをやった。2列前の机にいる委員長に、「1時間目、俺にやらせろ」と言う。私は別にクラスの番長ではないが、委員長の優等生はおとなしいから、言うことは聞く。教師が入って来て、教団にあがる。「起立!」、いつもの声と違うので、あちこちでクスクスと笑い声が出る。「礼!」、私だけがそのあとに「おはようございます」と言う。今度は笑い声が増える。なぜ、ほかの生徒たちは「おはようございます」の声を出さないのか。これはもう、昭和20年代の茨城の少年少女は無口だったと言う他はない。「着席!」、みんながザワザワと座り、私の役目は終わる。私は何のためにあのようなことをやったのか。第一に面白かったからであり、第二に退屈だったからだった。そして第三に、それが自分の役目であるような気がしていた。とにかく、あの頃の田舎教師の授業は面白くなかった。「礼!」と頭を下げる価値のある教師は数少なかった。

11月8日

2020-11-15 11:23:23 | 日記
久しぶりに夢を見た。と書いては不正確であって、目が覚めた時に珍しく、見た夢を記憶していたのだ。夢の中の私は、どこかの檀上に居た。下の方で多くの人たちが拍手をしている。左側の方にテレビがあって、それに向かって手を叩いている。テレビに映っているのも私である。私がここにいるのに、みんなテレビの方に向いている。一人のオバチャンが私に「リモート!リモート!」と言う。その辺で夢の記憶が途絶えた。よくわからないが、佳い夢だと思った。六大学野球で慶應が優勝し、競馬のアルゼンチン共和国杯で馬券が当たるか。

大学野球と競馬のテレビ放送が重なるので忙しい。慶應は1点リードの9回表にエースの木沢君をマウンドから降ろし、逆転2ランホームランを打たれて優勝を逃した。簡単に言えば、監督が策に溺れたのだ。あそこでエースを代えたらダメだ。競馬の方はスポニチの小田哲也記者がやっと2番を指名的中(2着)して配当に66.8倍。オサエとしてのバラ買いだが、気持ちの好いヒット。

アメリカの大統領選挙でバイデン勝利の報道がされているが、トランプさんが訴訟を起こすようだ。バイデン勝ちから最初に開くマーケットは東京だから、明朝はアゲと出るかサゲと出るか。

大相撲初日。2人の横綱がまた休場。そろそろ引退も近いのか。家人が応援している遠藤も、前頭の筆頭からガタンと下がって、出番も早くなり、5時前後の位置。遠藤をヒイキにしている永谷園も、彼を使ったコマーシャルが減っている気がする。それでも今日は勝った。

スーパーで売っている味付もずくが旨い。これがスコッチの水割りに合う。昨日はツマミにサバの味噌煮の缶詰をもらったが、これも悪くない。今朝の血圧は、128-68.