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最年少、最年長

2015-12-05 17:39:09 | 日記
横浜日吉の学校の近くの雀荘で仲間同士で夕方まで麻雀を打ち、その後、自宅に近い三軒茶屋の雀荘に行く。商店主、保険の勧誘員、ヤクザ系(パチンコの景品買いなど)、職業不詳、いろいろなオトナ達がいて、年齢でいえば、私がいちばん下だったが、別に優遇されるわけではなく、学校の仲間内麻雀と異なって、ツケは許されないから、緊張する(しかし、そこでの修業で私の腕は上がった)。11時、12時と時計が進んで来ると、20歳の私の頭は冴えてくるが、保険屋のおっちゃん、床屋の店主などは無口になってくる。麻雀にも体力が要るのだ。 パン屋の親父が家に電話して、朝3時、4時の仕事の指示をする。 私はコップ酒を1杯注文して、更に勝負カンを上げようとする。その辺で、今夜は勝てるといった自信がわいてくる。

この12月23日で80歳。父方の親戚、家人の方の親戚をあわせても、最年長になった。たいていの集まりに行っても、同じだろう。ただし、最年少でない場所が1つだけあって、それは言うまでもなく、病院だ。待合室にいると、寝台ベッドに横になった老婆が、どこかの部屋に検査に行く。顔はよく見えないが、真っ白な頭髪、腕が枯れ枝のように細くなっているのがわかる。自分は、ああいう風になるまでは、心臓がもたないだろう。いや、今だって、あのお婆ちゃんに近いのだ。昨年の9月まで、我が家系の最年長であった叔母(父の妹)のことを、ふと思い出す。

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