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認知症

2018-06-30 13:32:52 | 日記
「こちらは鎌倉警察署です。今日午後2時頃…」というアナウンスが聞こえる。認知症の老人が行方不明になったのだ。いわゆる、徘徊である。大変だなぁと思う。ご家族の方々はさぞかし・・・と思ってしまう。私の祖父も最後の半年間は頭が老いた。身体が弱っていたので外出は不可能だったが、話すことが変になった。私を呼ぶ。私の名はわかっている。身体が浮いている、と言う。寝ている布団から身体が離れて空中を浮遊していると感じているらしい。「大丈夫、大丈夫ですよ」と言って、両肩をおさえる。手を離して、また押してと数回繰り返すと、安心の表情になる。そういうことが何度かあった。その頃は認知症なる語はなかった。呆けも痴呆症もなかった。あったのは、耄碌という言葉だけだった。

ボケ防止、認知症予防というのは、よく耳にする。それについて、私は人それぞれだと思っている。たとえば私自身は欲を持つこと、楽しみを持つことが第一だと思っている。欲は人によって違う。私は金銭欲がある。株を買い、馬券を買う。それが当たって金をが手に入ったら、何を買うかといった目的はない。つまり、当たる楽しみまで目的ということになるだろうか。

このブログ筆記はボケ防止によいと娘にすすめられて始めたものだ。ブログは昔話ばかりになる。それでも、何十年か前のことを思い出しながらというのは頭の体操にはなるだろうし、ボールペンを握って動かすのも何かの役には立つのだろう。

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