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AIロボット

2020-01-19 10:50:37 | 日記
学校の講堂のような大きな部屋に、縦に10列横に10列(あるいはもっと多かったかもしれない)のミシンが並んでいて、そのすべての若い女子工員(お針子さんと呼ばれていた)がついている。お針子さんが布を手で動かし、脚で踏み板を踏む。カタカタでもない、ガチャガチャでもない、独特の音がする。壮観というか、凄い景色というか。私がバイト時代に見た東京錦糸町にあった縫製工場の風景である。作っていたのは広島にある専売公社のタバコ工場の作業員の制服であって、私たちの仕事は縫いあがった製品を折りたたんで、袋に詰めることだった。あのミシン工程は、現在どうなっているのだろう。すべてAIで出来るのか、ボタン付けまでできるのか。

自動車部品メーカーに勤めていた頃の、工場の工程の一つ一つを憶えているが、その中で、どうしても人間の力でないと出来ないと思えるものは極めて少ない。プレス、溶接、板金、組み立てと考えてみても、ロボットに板金のナラシ作業が可能か?ぐらいのもので、あとは製造ラインを敷いて、その動きを観察する人間がナンボかいれば、事足りると思える。

つい1週間ほど前にAI相手の将棋で7勝3敗ぐらいの成績になって来たと書いたが、先週末から今日まで4連敗した。私の棋力が急激に落ちたとは思わない。相手が私のクセのようなものを見抜いて、反撃して来たのだと思う。人工頭脳と戦うのはおもしろい、飽きない。

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