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自分と結婚しなかった人

2010-07-31 00:28:09 | 日記
私の見合いは2敗1引き分けであるが、その2人について、ふと考えることがある・・・と、藤原正彦先生が週刊誌に書いておられたのを読んだ記憶があって、そのとき、私は、フランスの言い伝えに、「老後の楽しみのひとつは、自分と結婚しなかった人について考えてみることだ」というのがあったのを思い出した。さらにこのことを少し広げてみると、20余人(あるいはもっと多かったか)と見合いして、いまでも独身貴族である阿川佐和子さんが思い浮かぶし、それは楽しいだろうと頷くほかは無い。 もちろん、見合いに限らず、自分はもしかしたらあの人と夫婦になっていたかも、と振り返る人も少なくない筈だ。 私には大モテの叔父がいたと何度か書いたが、その叔父なら、もしかしたら結婚したかも・・・という人が3人はいただろうと思う。 高校1年生のとき、隣家にとても性格のいい、かわいい顔の4ツ年下の少女がいて、私は、その少女がいいお嫁さんになるだろうと確信していたし、40歳を過ぎて、同好会などで知り合った10年以上も先輩の女姓に、「この女性のご主人は幸せだろうな」と思うこともあったが、それは、もしかしたら・・・の世界の話ではない。人生いろいろ、結婚もいろいろであるが・・・、私が思うのが(家人も同じであろう)、ある日、あるとき誰かの紹介でお見合いして、2人とも、ああこの人でいいと思ったかどうかということである。見合いの席で調子にのった私が酒を呑みすぎ、家人が、こんな呑ん平はお断りだわとなったであろうことは、充分に考えられる。

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