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もう一度

2011-06-21 00:18:48 | 日記
遊女Aと一夜を共にした男が、何日か経って再びAを訪ねることを「裏を返す」(3度目からは「馴染み」)と言ったが、今では死語かおyくわからぬが、リピーターとでも言うのだろうか。  たとえば湯河原のA旅館に初めて行って、景色もよく、食事も美味、女将や仲居さん達も90点の好感度となると、湯河原へ行くならA旅館と決め込むのが私で、一方、家人は去年A旅館だったから今年はBホテルで・・・と考えるタイプで、いうまでもなく、家族旅行の目的地の決定権は私にはないから、BよりAがよかったという例は多いが、これは仕方が無い。私がちょっと気にいった店を変えないのは酒呑みだからだと思う。酒呑みはハシゴするが、そのハシゴの1店1店がすべて馴染みであることがほとんどだ。 娘が14日からタイに行っている。娘は年に2回あるまとまった休暇の片方をハワイ行きに使い、もう片方は韓国、アメリカ、ヨーロッパなどいわばそのときの気分で選んで愉しんでいて、これもうまい方法だ。  再び生まれ来ることがあるとしたら、やはり現在の妻(夫)と結婚したいと考えている夫(妻)の数は55%だそうで、これにはもうご立派なことと頭を下げるしかない。 人生は重き荷を背負いて山道を登るがごとしと言ったのは、たしか徳川家康だったかと思うが、私達夫婦の場合は、重き荷が私であって、それを背負って山道を登ったのが家人であり、そんな家人に、来世もまたなどと言えるわけがないし、家人も来世は肩を軽くして生きたいだろう。そしてもうひとつ、お叱りを承知でいえば、また同じ相手と結婚を繰り返すよりは・・・いや、この辺でやめておこう。但し、そのことをココロから願う人はまちがいなく存在する。叔父の妻だったC子さんは、結婚1年半で夫を失い、以後、2人の間に生まれた一人娘を育て上げ、現在(生存であれば)90歳になるが、叔父とC子さんはいわゆるベタ惚れの仲だったから、そういう夫婦には来世でもう一度~はあるはずだ。 その点、ウチはもう50年。

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