gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

がっかり

2010-07-27 22:23:37 | 日記
「この問題を○○○と考えるのは私一人でしょうか、という文を読むと、がっかりする」と言ったのは誰だったか忘れたが(伊丹十三氏のような気がするけれど)、私はそれが頭に残って、以後(たぶん、それ以前も)決して使わないことにしている。この「がっかり」は、決まり文句というより、どこか道端で拾ったような安っぽさを言っているのだと思う。 同じように、「○○○と決め付けてしまっても、決して過言ではない」「まだまだ予断を許さない」など、私が自分に禁じている文言はいくつかあるが、この禁句を設けるのは、作文に役立った気がする。 会社のデスクでOKが「A課長ってケチやな、昨日ビアホールに誘われたけど、ジョッキ1杯とヤキトリだけで、さぁ帰ろうかやって」と悪口を言っていると、出張先に向かうA課長が電車の中でクシャミをするなんてテレビドラマのヒトコマを観ると、がっかりするより、アホカイナと気が抜けてしまう。 女房の代わりに亭主が(自分用に)淹れたお茶は、必ず「アチチ」という高熱であるというのも落胆する。 がっかりは世の常であって、私は株と競馬だけでも、そのことには馴れている。ただ、この2Kは、負け続けということはなく、勝利の酔いもあるから、前記のような文章やドラマのツクリに対する「これはアカン(もうシマイや)」とは異なる。 そうそう、「言うまいと思えど 今日の暑さ哉」って、誰の句ですか? ご存知の方、教えてください。 この5・7・5を巧いなぁと思うのは、私一人でありましょうか? いやぁ、暑い!