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雨期と夏の間に(入院メモ)

2010-07-09 15:36:44 | 日記
ここの看護婦さんは全員無帽なので、その理由をC子さんに訊いてみると、「今はたいていの病院がそうなんじゃないですか?」と応えた。 これは、帽子なんか古臭くて、それぞれの髪型でオシャレをする方がいい・・・という意味だと思ったら、その他にも、あの帽子は糊でカチカチに固めてあって、ちょっとぶつかったりすると凄く痛いそうだ。C子さんは女優の友利千賀子さんに似たかわいい女性で、看護婦さんの中ではニュースの伝達がいちばん早く、「今日は、午後から整形の先生が腰の注射に来ますよ」などと、朝のうちに教えてくれる。「友人とのグループなどの纏め役が似合いそうですね」と言うと、「アタシあがり症で、1対1ならいいんですけど、大勢を纏めるなんて、とてもとても・・・」と微笑んだ。つまり、恋愛(1対1)はOKなのだから、千賀子ちゃんにも恋人はいるのだろう。 手術痕の回復は順調のようだし、先週の木曜日に打った腰痛の注射もまた効果が残っていて、ベッドの上からモノレールの往復する窓外の景色を眺めていても、どこか元気が出てきたのがわかる。 今日のヤミ食(差し入れ)は、帆立貝の高級佃煮で、これも例によっていただきものだ。 (7月5日)。