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イニシャル

2010-06-21 22:39:32 | 日記
中学3年のとき、同じクラスにちょっとかわいい女の子がいて、彼女のカバンにT・Yと書かれているのを見て、自分と同じで教室では2人だけだと喜んだりした。 同じイニシャルだからといって、別にどうというわけでもないのだが、前述のように、ちょっとかわいい存在だったから、そのことに彼女が気づいているかなと想像をめぐらせた。山口瞳先生に言わせれば、男純情の愛の星の色となるのだろうが、私も純情だったし、これを読んでくださっている皆さんも、アホみたいな、そして純情(あまりにも幼い)想い出をお持ちだろう。 25歳を過ぎル頃から、既製のワイシャツが合わなくなって、オーダーするようになった。初めてのとき、東横百貨店で、袖にイニシャルはどうするかと何種類かの字体と色を見せられて、とてもゼイタクな気分になったし、出来上がったものにもオシャレ感があった(水色のシャツには濃紺、クリーム色には黒、白には赤・・・が好きで、この辺は私のキザな色彩センスのようだ)。 イニシャルがK・Kの人が宝くじの高額当選者に多いと、週刊誌で知って、それに当てはまるのが家人の姪の夫で、頼んでみたら、当選金は300円だった。こういうとき、私のギャンブル感は、次も続けよと教える。

6月20日

2010-06-21 22:31:14 | 日記
岡田監督交代か?、岡ちゃんやめろコール!・・・W杯が始まる直前まで(強化試合に連敗したので)そんな文字がスポーツ紙に躍った。それがカメルーンに勝ったら、岡田好采配と来た。そしてテレビは連日、オランダに勝つ方程式とやらのレバ・タラの我田引水論を並べたてての狂想曲。ま、世の中不景気だから、サッカーだけでもとなるのだろうが、とにかく人の心は移ろいやすいものだ。25日のデンマーク戦は引き分けでも決勝トーナメントに進めるそうだが、どうなるか。ついでに言えば、このココロの移ろいをいちばん強く感じているのは鳩山前首相だろう。 首をすげ替えただけで支持率が40%も上がったのだ。岡田ジャパンは1勝したが、菅民主は、まだ何もしていないのに。  競馬はバーデン・バーデンC。 19日のメインレースでアドマイヤマジン(馬名がおわかりかと思うが、ハマの大魔神こと佐々木主浩氏の持ち馬)から狙って的中(配当16.8倍)しているので連勝したいところ。 ハンデ戦なので、当然にスポニチ小田記者の本命ウエスタンビーナスから、バラ券で10点流して、これが正解。 2着に、人気薄が来て、配当は74.4倍で、娘が韓国旅行で父の日プレゼントは父に代わって、小田記者が届けてくれた。 家人が成就院(徒歩30分の距離)へ紫陽花見物に行ったら、ゾロゾロの人手だったそうだ。我が家のものも、色合いも大きさもナカナカの風情で、石原裕次郎さんの『あじさいの歌』を思い出す。「花の装い美しく、匂うそよ風、朝露浴びて・・・」。中国人民元の切り上げで、明日の東京株式市場がどう反応するか。先週の日曜日と同じ、為替次第というしかない。

キャッチボールとラブレター

2010-06-21 22:22:56 | 日記
茨城の家は6軒、むこう3軒両隣のかたちで並んでいて、中央に2メートル余りの通路があった。その細い道が子供達の野球の場だった。テニスのボールでバッティングをすることもあったが、たいていは軟式野球ボールの投げ合いだった。 オトナになってからも、私は送球は下手ではなかったが、ソレは、子供のころの狭い道でのキャッチボールのおかげかもしれぬ。 世田谷に転居してからも道路のキャッチボールはあったし、バイト先や会社の昼休みも「晴球雨棋」で、晴れたらキャッチボール、降ったら将棋だったが、いまのご近所や尾hs玖波にソレはあるのだろうか。 ラブレターの第一便のココロはキャッチボールの初球に似ていた。私たちの時代、その1球目を投げるのは男子の役だった。直球(マジメな文)でいくか、変化球(笑いを狙う)でいくか、誉め言葉が要るが、それはどこか。返事をもらうためには質問調(よく黄色を着ているけれど、黄色がすきなのか?といったような)がいいのではないか、あまり長文もくどくなるから、便箋2枚が適当か・・・など、アホみたいなものだが、そもそもラブレターなるもの、あとで考えてみれば、アホみたいなものであり、しかし、アホなモノから恋の始まることもあるのが人生だろう。 いや、その作文の前に、相手に読んでもらえるか、返事はもらえるかという不安もあった。もちろん、返球してくれるはずの捕手に球を投げるわけだから、私としてはその気で待つのだが・・・。 今の若者には、そういう心配は要らないのだろう。よくはわからぬが、メールアドレスを訊いて、それを教えてもらえれば、これはイコール、返事しますOKとなるのだろう。もちろん、それでは簡単すぎて味気ないというつもりはない。しかし、昔のラブレターには、今のメール通信よりも、秘の愉しさがあったような気がするが、どうだろう。

言葉のバラマキ

2010-06-21 22:14:58 | 日記
父方の祖母は小柄で、顔も小さく、目鼻立ちも悪くなかったから、50歳を過ぎても愛らしい魅力があって、今なら間違いなく「かわいい!」と言われたと思うが、当時(祖母は昭和20年に58歳で他界)、還暦の人を「かわいい」と言うことはなかった。 代わりに、たとえば「あのお婆ちゃん、愛嬌があるわね」といった言い方があった。それが今日は、小柄であることも稚気があることも、とにかく見た目に1点でも愛らしさがあれば、幼児から後期高齢者に至るまで、すべてカワイイ!にヒトククリされているのが味気ない。 家人が首の牽引に整形外科に通っていて、そこのマッサージ師がイケメンなのだそうで、「イケメンなのに下手なのよ」などと言っているが、これもバラマキ語だと思う。美男子、ハンサム、二枚目・・・というのは滅多にいるものではないが、イケメンはマッサージ師のみならず、スーパーのお兄ちゃんにも宅配のオッチャンにも、つまりどこにでもいるわけで、これも言葉のバーゲンセールが生んだ現象であるだろう。 公示は24日だが、実質上は今日(17日)から選挙戦入りだ。ここでも言葉のバラマキが盛んになるだろう。マニフェスト云々も淋しいが、私がいちばん淋しく思うのが、「頑張ってください!」「頑張ります!」だ。 これ、プロのスポーツ選手とファンの合言葉だが、双方が女性ならまだしも男性の言葉としてはどうか(小学校の運動会じゃあるまいし)。 だって、立候補者は頑張るにきまっているし、それしかない。 本当に彼(彼女)を応援するのなら、別の言葉を用意するといい。もし候補者が若ければ、レンホウさんの名言を借りて、「2位だっていいじゃないか」と私は言うだろう。