gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

雑居

2010-06-23 20:15:34 | 日記
私が通っているペインクリニックは4階建のビルの2階にあって、隣が歯科、1階には小児科がある。これもやはり雑居というのだろうが、医療機関ばかりだから静寂で清潔感もある。 クリニックの帰りによく停車する場所には、1階がラーメン店、2階が歯科医院、3階が学習塾のビルがあって、なるほどと思うことがある。これ、1階が塾で3階がラーメン店では落ち着きが悪いだろう。昭和30年代の前半、バイト帰りによく打ちに行っていた世田谷の雀荘は1階がパチンコ店、2階が雀荘、3階は不動産業の看板を掲げた某組の事務所だった。ウィークデーの真昼間に行っても、パチンコ店に客は多かったし、雀荘には前日からの徹夜組がいた。怪しげな不動産店からも麻雀を打ちに来るのもいて、ビル全体に、マトモに働いていない人達が雑居する感じがあった。 2文字にすれば「殺伐」だっただろうか。  昨日の党首討論を観て、政党が9ツあるのに驚いた。いくら5人の国会議員が揃えば政党の届出ができて助成金が受け取れるとはいえ、いかにも多過ぎる。 しかも、群雄割拠の雰囲気は無く、何か、ただバラバラと群小割拠だった。舛添代表が、まず国会議員を減らすと言っていたが、政党もまた多過ぎる。9ツの党の雑居というのも、どこかシンドい。 各党の代表9人の名前を思い出すだけでも1ツのクイズになるから、ヒマな方は頭の体操に試してみていただきたい。 「あれ?もう一人は誰だっけ?」となることが多いはずで、ま、雑居ビルに9世帯も入っていれば、1ツぐらいはわからん人もいるなぁ。

飽きる

2010-06-23 08:46:24 | 日記
50キロカロリー雑炊が15食を過ぎて、飽きてきた。ホタテ、カニ、シャケ、梅シソ・・・6種類あるのだが、基本的な味が似ているのだ。食べ物には、毎日似たものを(あるいは同じものを)口にしても飽きないのもあり、代表例が米飯とパンかと思うが、たいていのものは続けば飽きがくるようになっている。 「Aさんは話がおもしろくないから飽きるのよね」、B子が言った。A君は3ツか4ツ、B子は10何年か下の、私のサラリーマン時代の部下であって、A君がB子に思いを寄せているのはわかっていたが、一緒にいると飽きるというのではダメだろうなと思ったし、結果はそれぞれ別の結婚生活を送ることになるが、赤塚不二夫さんの名言を借りれば、ソレデイイノダと思う。  夫(妻)の存在は空気のようなものと、よく言われるが、これは、大事なものなのに馴れてしまってそのありがたさを感じていない、と訳すのが正解か。 私の周囲(先輩にも友人にもいるし、叔母もそうだ)など、離婚した人達の主たる原因は、浮気だったり金銭問題だったりするが、その底辺には飽きがある感じがする。夫婦間は50キロカロリー雑炊のごとく、毎日似たような空気の中で過ごし、会話を繰り返すわけだが、大事なのは話題の選択だ。 いま日本中はサッカー、大相撲、消費税に熱心だが、家人はその3ツにあまり興味がなく、専ら『龍馬伝』だから、「あれ、福山君でなかったら誰かな?」と訊いて、「他にいないわよ」と答えがあり・・・ま、これが空気の関係なのでありましょう。