Takepuのブログ

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「賽徳克巴莱」来月撮影開始

2009-09-30 00:33:00 | 映画鑑賞

 昨年台湾で大ヒットした映画「海角七号」の魏徳聖監督が、いよいよ「Seediq Bale(賽徳克巴莱)」の撮影に入るらしい。
 今年1月にこのブログで紹介したが、台湾が日本の植民地だった1930年10月27日に起きた台湾原住民タイヤル族による最大にして最後の抗日蜂起事件「霧社事件」を描くもので、台北で購入した「海角七号」のDVDの付録に、この映画の短編プロモーションビデオが収録されていた。魏監督が本当に撮りたかったこの映画の資金稼ぎのために「海角七号」は撮られたという。
 28日の台湾有力紙「中国時報」の電子版によると、4億(たぶん台湾ドル)というから15億円程度の製作費で作るらしい。この映画にビビアン・スー(徐若瑄)が友情出演する。昨日ブログに書いた「非誠勿擾」にも出るなど、最近は香港や中国大陸の映画に多く出演している。みずからタイヤル族の血を引くビビアンはこの脚本に共鳴、本来2000万円程度の出演料を取らず「友情価格」で出るらしい。タイヤル族の酋長の娘で主人公の幼馴染役で出演することになるという。日本語も喋れることから、日本植民地時代のヒロインには最適だとのこと。10月末にクランクイン。製作費が少ないのでどんな映画になるか想像がつかないが、来年ぐらいには作品が見られるのだろうか。


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